お知らせ

2018年2月22日

里山カレッジ講座初級編~          桜ヶ丘公園3月ガイドウォーク

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早春の美しい花を楽しみながら公園を歩きましょう
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桜ヶ丘公園では、季節毎の公園の魅力をもっと楽しんでいただくため、職員による案内と解説「桜ヶ丘公園ガイドウォーク」を毎月1回実施しています。
3月上旬の桜ヶ丘公園では、いよいよ本格的に咲き始めた、たくさんの早春の野草の花や花木の花が楽しめます。公園を管理する職員ならではの話を聞きながら、早春の花の華やかさに包まれて公園内を歩いてみませんか。
どうぞお気軽にご参加ください。

1. 日  時:平成30年3月4日(日) 10時~12時 ※荒天中止

   ※3月からは通常の午前10時からの開催となります。

2. 集  合:10時に桜ヶ丘公園サービスセンター前に集合

3. 内  容:職員による公園内の案内と動植物の解説

4. 参加費:無料

5. 定  員:20名(自由参加・先着順)

6. 4月のガイドウォーク開催予定日時:平成30年4月15日(日)10時~12時

   ・観察コースは、その月の植物や昆虫、鳥の出現状況や風景により毎回異なります。

7. 問い合わせ先 :桜ヶ丘公園サービスセンター 〒206-0021 多摩市連光寺5-15 ☎042-375-1240

桜ヶ丘公園170228ウメ005コピー.JPG 遊びの広場入り口の紅白の梅が満開                    (去年3月の様子)
桜ヶ丘公園170304シュンラン002コピー.JPG 雑木林の中ではシュンランの黄緑色の花が開花                    (去年3月の様子)
桜ヶ丘公園170309タチツボスミレ003コピー.JPG 明るい草原にはタチツボスミレの可憐な花                    (去年3月の様子)
桜ヶ丘公園170309サンシュユ004コピー.JPG お花見坂の斜面ではサンシュユの花が満開                    (去年3月の様子)
桜ヶ丘公園180204ガイドウォーク (3).JPG 2月4日のガイドウォークの様子
2月4日のガイドウォークの報告
2月のガイドウォークは4日の立春の日の日曜日に開催されましたが、当日は急に雨が降ったり、日が射したりのやや荒れ模様の天候でしたが、降雪時と比べると暖かく、22人もの参加者が集まってくれました。今回は常連の参加者が多かったのですが、新規参加者も8人集まってくれて、それは、桜ヶ丘公園のガイドウォークが公園を利用している人や一般人に広く親しまれていることを表しているといえるでしょう。このような今回の参加者にはサービスセンター前で今日のコースと観察予定の植物などの概要を説明した後、まずは東部団地口に向かいました。もちろん今回も参加者にはイヤホンガイドを付けてもらい、案内の職員の声がマイクを通してもれなく聞いてもらえるようにしました。コースはサービスセンターを出て、東部団地口→東部団地口外の飛び地→東部団地口→連光寺公園→谷戸の丘→記念館口→ゆうひの丘→遊びの広場→記念館口駐車場前→丘の上広場→兎平→丘の上広場→山の越→杉の辻→さとやまくらぶ前→サービスセンターという、公園内をほぼ3分の2周する行程です。
立春を迎えたといえ厳寒のこの時期には、公園内は先日の雪もあちこちに残る冬枯れの風景です。でも、雪の消えた草地や木々をよく観察してみると、早くも咲き出した野草の花や早春の花木の花、そして花以外にも葉の落ちた後の葉痕や膨らんできた冬芽、冬越し中の野草のロゼットなどを観察することができ、春の訪れの足音が感じられます。まずは東部団地口を出て公園の飛び地に行くと、そこは陽だまりになった場所で、ミチタネツケバナやナズナ、オオイヌノフグリなどの小さな花が咲いていました。この後、東部団地口から入ってすぐの明るい草地に来ると、チャノキの列植の下の陽だまりに本格的に咲き始めたヒメオドリコソウやホトケノザを見つけました。前回の1月も参加された方は「前回にここに来た時に、花が咲きだしてはいたけれどまだ小さく手目立たなかったのに、今回はずいぶん大きく立派な花になっている。」などと言いながら、かがみこんで観察していました。
ここから連光寺公園へ向かって歩いて行くと、その手前の梅林のウメが白い花をほんの数輪咲かせていました。案内の職員が「雪が降ったりしてとても寒い天候で、開花がかなり遅れているみたいですね。」と説明すると、皆さんは納得していました。次に連光寺公園に入ると大小のどんぐりが落ちていて、職員が「小さい方はコナラで、大きいのはマテバシイの実で、これは食べられます。渋くないです。」と言うと、参加された女性が「そういえば昔、お母さんが小さなどんぐりを拾って、私にくれたのだけど、とてもおいしかった。」と言ったので、職員が「それはスダジイの実で、普通シイの実というとそれのことで本当においしいです。近くでは府中の森公園にスダジイがありますよ。」と教えると、「今度行ってみよう。」と喜んでいました。連光寺公園を抜けて、谷戸の丘中腹の園路際でウグイスカグラの咲きだしたばかりの花や駐車場下でも開花したばかりのコゴメイヌノフグリの白い花を観察して記念館口に行くと、その傍らの草地にはシロバナタンポポの花がこの寒さの中で数輪咲いていました。「この花は日本在来種ですが、中国地方や九州に多い花です。」との説明に今回初めて参加した方は「それは珍しい。」と驚いていました。ここから記念館口を出て、拓魂碑の生け垣に使われているシキミのつぼみの前で咲いた花の写真を見せてシキミの説明をしながらゆうひの丘に向かいましたが、途中の木道際のニワウルシの大きな葉痕や、ゆうひの丘入口のアジサイの人の顔のような形の葉痕で葉痕についての解説をすると、参加者の皆さんからは「面白い。違う木の葉痕も見たい。」などの声が上がりました。ゆうひの丘のあずま屋の周辺にはたくさんのマンサクやシナマンサクの花が咲いていましたが、ここで案内の職員は前回も行ったマンサクとシナマンサクの違いを説明しました。
ここでUターン、遊びの広場に向かい、ここでは、記念館通りから下る木道下の南向きの斜面の石垣の上の草地に咲いていたアカツメグサやノゲシ、そしてオオイヌノフグリの花を観察することができました。参加者からは「ここは南向きの斜面で上に木道があって雨風にさらされないのでいろいろな花が咲いているのね。」の声が上がりました。遊びの広場の下段の園路脇の斜面にはノゲシやタンポポ、そしてメマツヨイグサなどのロゼットがたくさん見られ、案内の職員が「ロゼットとはバラの花から来た言葉で、葉っぱがバラの花のように規則的に重なり合いながら地面にくっついて寒さをしのぐ冬越しの姿のことです。」と説明すると、「なるほど、そうなんですね。」との納得の感想が聞かれました。ここから丘の上広場に向かい、すぐ下の兎平脇の林の中のナニワズのつぼみを確認してから、山の越に下り、杉の辻を通って予定時間の午後3時にはサービスセンターに帰り着きました。参加者の皆さんからは「今まで知らなかったことがたくさん聞けて勉強になった。」とか「花だけでなく、植物には葉痕やロゼットなどの面白い姿があるのを知って楽しかった。」などの声が上がり、皆さんそれぞれに十分満足されたようでした。

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