お知らせ

2017年12月21日

里山カレッジ講座初級編~          桜ヶ丘公園1月ガイドウォーク

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越冬中のロゼットや葉痕、新春の花や野鳥を観察しましょう       
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桜ヶ丘公園では,季節毎の公園の魅力をもっと楽しんでいただくため、職員による案内と解説 「桜ヶ丘公園ガイドウォーク」を毎月1回実施しています。
1月上旬の桜ヶ丘公園では厳寒の中で冬越しをする野草のロゼットや木々の葉痕を観察することができます。また新春の草木の花や野鳥の姿も楽しめます。管理する職員ならではの話を聞きながら、冬の風景のもと、公園内を歩いてみませんか。
どうぞお気軽にご参加ください。

1. 日  時:平成30年1月7日(日) 13時~15時 ※荒天中止


2. 集  合:13時に桜ヶ丘公園サービスセンター前に集合


3. 内  容:職員による公園内の案内と動植物の解説


4. 参加費:無料


5. 定  員:20名(自由参加・先着順)


6. 今後のガイドウォーク開催予定日時

   2月 4日(日)13時~15時

  ・観察コースは、その月の植物や昆虫、鳥の出現状況や風景により毎回異なります。

  ・12月、1月、2月の3か月間は厳寒期のため、午後開催となります。3月からは午前開催です。

7. 問い合わせ先 :桜ヶ丘公園サービスセンター 〒206-0021 多摩市連光寺5-15 ☎042-375-1240

桜ヶ丘公園170107セイヨウタンポポ006.JPG 東部団地口草原のセイヨウタンポポのロゼット                    (今年1月の様子)
桜ヶ丘公園170107アジサイ002.JPG ゆうひの丘やわき水の広場のアジサイの葉痕                    (今年1月の様子)
桜ヶ丘公園170107オオイヌノフグリ003 - コピー.JPG 東部団地木地の草原のオオイヌノフグリの花                    (今年1月の様子)
桜ヶ丘公園170118アトリ015 - コピー.JPG シベリアから越冬のため渡って来るアトリ                    (今年1月の様子)
桜ヶ丘公園171210ガイドウォーク018.JPG 12月10日のガイドウォークの様子
12月10日のガイドウォークの報告

12月のガイドウォークは10日の日曜日に開催されましたが、青空で風も無く良い天候の下、この冬の時期には珍しいほど多くの25人の参加者が集まってくれました。今回は常連の参加者が多かったのですが、新規参加者も8人集まってくれたということは、桜ヶ丘のガイドウォークが十分に認知され、来園者に広く浸透していることを実証していると言えるでしょう。このような今回の参加者にはサービスセンター出入口傍で今日のコースと観察予定の植物などの概要を説明した後、まずは東部団地口に向かいました。もちろん今回も参加者にはイヤホンガイドを付けてもらい、案内の職員の声がマイクを通してもれなく聞いてもらえるようにしました。コースはサービスセンターを出て、富士美の丘→東部団地口→ひぐらし坂→杉の辻→山の越→丘の上広場→記念館口→谷戸の丘前→杉の辻→西中央口→サービスセンターという、公園内を半周する行程です。

既に冬の時期となり花はほとんど見られず、紅葉も終盤となっているので、見どころはあまりなく、期待できるのは紅葉の名残りや、さまざまに色づいてきた木の実です。まずは富士美の丘でマンリョウの赤い実と、ようやく伸びてきたシュンランの花芽を確認して、参加した皆さんは「本当にもう花芽ができているんだ。」と喜んでいました。この後、東部団地口から竹林に行き、サネカズラの果実を観察しました。サネカズラの実は真っ赤に熟していて、案内の職員から「この実の小さい粒々が一つずつの実で、やがて落ちて真ん中の赤い花床が冬まで残ります。」との説明をすると、ちょうど花床だけになった実も隣に付いていたので、説明を受けた参加者たちはうなずいていました。ここから東部団地口前の斜面の草地に戻ると、奥の方に赤く色づいたハゼノキが見えます。少し葉が散っていましたが充分に赤い紅葉が観賞できました。また園路際の草地では案内の職員が「これがホトケノザ、こちらがヒメオドリコソウ、そしてこれがコハコベ。」と花の咲いていない野草を指し示すと、皆さんは「花が咲くのは1月のガイドウォークの時か、2月なのか、とても楽しみ。」と言いながら観察していました。

ここからひぐらし坂を下って、お花見坂ではサンシュユの赤い実やソシンロウバイに付いてきた小さな花芽を観察して、その先のクロガネモチの木のところに行くと真っ赤な実がたくさん付いていて、陽の光の中で輝いていました。「こんなにたくさん実が生っているのを見るのは初めて。」の声を聞きながら杉の辻に歩いていきました。そこにはイロハモミジの紅葉とメタセコイアの紅葉が見られましたが、どちらも落葉し始めていました。でも、日陰になったところのモミジはまだたくさん葉が残っていて、案内の職員が「あまり陽が当たらいところのモミジは真っ赤にならないで、黄色やオレンジ色になります。」と説明すると、皆さんからは「本当だ。でもこういう色合いもきれい。」との賛嘆の声が上がりました。

山の越から丘の上広場に園路を登ると、案内の職員が「ちょっと寄り道をしましょう」と言って階段をすぐ下の兎平まで下りました。そこには、アオキの根元の所に小さなナニワズの木が生えていて、小さな花芽が付いていました。ナニワズの写真を見せながら、職員が「3月にはこのような黄色い花が咲きます。ジンチョウゲ科の木ですので花の形が良く似ているでしょう?しかもこの木は落葉樹で落葉するのは夏です。よく似たオニシバリの木は別名がナツボウズというのはそのせいです。」を説明すると参加した皆さんは興味深そうにこの木を観察していました。ここから記念館の前を通って記念館口に行くとその傍らの草地にはシロバナタンポポの花がいくつも咲いていました。「ここは陽だまりになっているせいか、春開花するはずの花が毎年12月に開花します。」との説明に参加者たちは「珍しい。」と喜んでいました。その傍に生えているビワの木の白い花や、拓魂碑の広場のトウネズミモチの黒い実を観察して、予定ではここでUターンするはずだったのですが、案内の職員が「ゆうひの丘の景色を見に行きますか?」と問うと、皆さん「行きたい。」とのことなのでゆうひの丘の雄大な景色を楽しみました。
ここで本当にUターン、記念館口から山の越を通って杉の辻で再びメタセコイアやモミジの紅葉を観察して公園西中央口に歩いていきました。ここからバス通り横の園路を通って終着点のサービスセンターに向いましたが、途中でセイヨウシャクナゲやトサミズキに付いた大きな花芽を観察して公園管理所口まで行くと、その傍にトチノキが立っていました。案内の職員が「この木は何の木でしょう?」と話すと、葉は落ちてしまっているので皆さん分かりませんでした。「これはトチノキで、枝先に大きな冬芽が付いています。ほらツヤがあって、触るとベトベトとしていますよ。」と職員が言うと、参加者たちは触ってそれを確認していました。サービスセンターはすぐ目の前で、予定時間の12時ちょっと前にはサービスセンターに帰り着きました。参加者の皆さんからは「花はあまり見られなかったけれど、いろいろな木の実が確認出来て良かった。」とか「初めて参加したのだけれど、とても楽しかった。」などの声が上がり、皆さんそれぞれに十分満足されたようでした。

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