お知らせ

2017年10月12日

9月、10月のイベント報告と11月のイベント予定

桜ケ丘公園170909夜の鳴く虫観察会連結.jpg 9月9日の「夜の鳴く虫観察会」の様子
1.里山カレッジ講座「夜の鳴く虫観察会」の報告

9月9日土曜日の午後6時から毎年恒例の「夜の鳴く虫観察会」が開催されました。集合場所のさとやまくらぶには開始時間までに参加者14人と、ボランティアの方が5人、そして進行役の公園職員8人が集まりしました。今回の講師は公園の丘陵地レンジャーと雑木林ボランティアの方1人が担当して、参加者を先行するBグループ6人と、Aグループ8人の2班に分けて案内することになりました。まずは、6時過ぎからさとやまくらぶ内で、丘陵地レンジャーが今夜歩くコースと見られるだろう虫の説明を行い、さらにバッタとコオロギの種類と特徴を解説しました。また、コオロギ3種・エンマ、ツヅレサセ、オカメの鳴き声の聞き分け方の説明もありました。

順路はさとやまくらぶ→杉の辻→大松山の登り道→丘の上広場→記念館トイレ→S字カーブの下り園路→山の越→杉の辻→さとやまくらぶと回るコースです。

その後すぐに雑木林ボランティアの方の先導でBグループが先に出発、その後丘陵地レンジャーの案内でAグループが10分ほど遅れて出発しました。後に出たAグループはさとやまくらぶ周辺の木々の上からのアオマツムシの大合唱を聞きながら杉の辻を通って山の越に向いました。杉の辻付近では桜の木の幹にウマオイを見つけましたが、メスだったので鳴き声は聞けませんでした。ただ、このあたりではコオロギなど他の虫の鳴き声がたくさん聞こえました。山の越から記念館に向かって大松山の園路を登っていくと、園路脇の草むらにオカメコオロギの姿を確認することができました。そこを過ぎて記念館横のトイレのライトの中で虫を探してみました。例年トイレの中には多くの虫がいるのですが、今年もアオマツムシ、ツヅレサセコオロギ、クサキリが見つかりました。

トイレ前から駐車場前を通ってS字カーブを下っていくと園路脇の草むらの中から、今夜のハイライトと言えるクツワムシの鳴き声が聞こえてきました。そこで声のする辺りを探してみると、やはり大きなグリーン色のクツワムシの姿が見えました。参加者たちは大興奮でクツワムシに懐中電灯の光を当てて覗き込んだり、写真を撮ったりしていました。また、ちょっと離れたところではでは茶色い色のクツワムシの姿も確認出来ました。さらに進んでS字カーブの下まで来ると、スィーッチョンと鳴くウマオイの声が聞こえてきましたが、レンジャーがウマオイにはハヤシノウマオイとハタケノウマオイの2種類があることを説明しました。山の越を歩いてコオロギやアオマツムシの鳴き声を聞きながら、杉の辻を通って7時50分にはさとやまくらぶに全員が戻ってきました。あまりたくさんの鳴く虫を観察することはできませんでしたが、今回もクツワムシの姿を観察できて良かったと思います。

最後にここで参加者全員にアンケートを書いてもらいましたが、そこには「ゆっくり虫の音を聴けて楽しかったです」、「クツワムシを見たくて参加したのですが、こんなに沢山居るとは思いませんでした」、「終わる頃には虫の声が聞き分けられるようになっていて感動!」などの感想が書かれていましたので、今回の「夜の鳴く虫観察会」の参加者の皆さんは充分に楽しまれたことと思います。

長沼公園170923キノコ観察会連結.jpg 9月23日の「きのこ観察会」の様子
2.里山カレッジ講座~中級編~「長沼公園・きのこ観察会」の報告
9月23日土曜日の9時半から12時の予定で「長沼公園・きのこ観察会」が開催されました。ここ数日の実踏ではあまりきのこが出ていなかったのですが、昨夜の雨の直後の今日はきのこが出ているだろうとの期待が持てる観察会となりました。集合場所の長沼駅前には集合時間の9時半には18人の参加者が集まってきて「きのこ観察会」が始まりました。今回の参加者は、多くの応募者の中から抽選で当たった幸運な方たちです。観察会の講師は女性の先生で、先生の案内と解説、そして公園職員6名のサポートでこのイベントを運営しました。
まずは講師やスタッフの紹介と注意事項などの説明があり、足首のストレッチを行った後、駅前を出発して公園の長沼口まで歩きました。ここから公園内に入って霧降の道を登って行きましたが、道の脇にはアセタケの仲間のきのこやホウロクタケなどが見つかりました。そこで、講師の先生が見つけたきのこをひとつずつ、いろいろなエピソードなども交えて解説して頂いたので、皆さんはとても興味深そうに耳を傾けておられました。霧降の道を歩いて、途中から右に折れて中尾根に向かう道を登って行きましたが、ここでは枯葉から生えているハリガネオチバタケや、球形の本体のまわりを出っ張りの付いた円盤が囲んでいる奇妙な形のエリマキツチグリなどを観察することができました。さらに中尾根を登って行くと園路際にちょうど花が咲き出したカシワバハグマを見つけて、きのこでないのですが、先生はこの野草の説明もしてくれました。さらに登るとベニタケの仲間のきのこやカワラタケ、そして笠に同心円状のきれいなラインの出たカイガラタケなどを観察することができて、充実した観察会となりました。中尾根を登りきると頂上園地に到着、ここで小休止となりましたが、ここで先生は持参した毒キノコの一覧図やキノコのおもちゃなどを広げて、毒キノコについて詳しく説明をしてくれました。
休憩後、野猿の尾根道を歩いて平山口に向かって行きましたが、途中展望園地で八王子方面のパノラマを楽しんだりしながら園路を進みました。ここではヒイロタケなどを観察して、平山口に到着後コースをUターン、再び頂上園地に戻って行きました。帰りのコースではモミジウロコタケやベニタケの仲間のきのこなどを観察して歩いていくと、期待していたタマゴタケの紅色の笠を発見、先生は張り切って真っ赤なキノコなのに食用になることなどを説明してくれました。頂上園地手前でタマゴタケが見つかってやれやれです。
その後頂上園地前を通過して、いったん公園外の歩道を通って野猿峠口まで歩いていったのですが、途中の園路脇にはシロヤリタケやチシオタケ、そしてエゴノキタケなどが出ていました。野猿峠口で再び公園内に入り、殿ヶ谷の道を下っていくと、脇の草原の中に黄色の花を咲かせている野草を見つけました。先生によるとこの野草の名前はカラスノゴマと言って、ゴマのような実がなるが食べられないのでこの名になった、とのこと。殿ヶ谷の道を下って、一番下の木道から公園外に出た直後の杉林の中にはアキノギンリョウソウという葉緑素を持たないで菌根菌から栄養を得て生きている不思議な姿の腐生植物が出ていました。先生から「アキノギンリョウソウは種が熟すと頭が上を向くところが6月に発生するよく似たギンリョウソウとの違いです。」との説明を受け、さらにイグチの仲間のコガネヤマドリというきのこなどを観察しながら終点の六社宮に12時過ぎに到着しました。ここで「きのこ観察会」の全行程は終了ですが、最後に参加者の方々にアンケートを記入していただき、解散となりました。アンケートには「きのこに興味が持てた。きのこ以外の花や木の説明もあって、盛りだくさんで大満足。」、「きのこを見つけることができるようになった。」など「勉強になった。良かった。とても面白かった。」という感想が多く書かれていて、今日の観察会に参加して満足した様子が伝わってきました。
桜ヶ丘公園171008音楽の集い連結.jpg 10月8日の「音楽の集い」の様子
3.「音楽の集い」の報告
10月8日(日)の午後1時から3時まで、桜ヶ丘公園内にある旧多摩聖蹟記念館のテラスにイスを並べて、「音楽の集い」が行われました。この日は秋らしい爽やかな晴天でしたが、会場には太陽の光が降りそそいで、暑いぐらいの陽気となりました。「音楽の集い」は旧多摩聖蹟記念館と桜ヶ丘公園との連携によって企画されたコンサートで、演奏者は ピアノ、ハーモニカの演奏と混声合唱の「ラ・ベルデ」と森のシンガーソングライター・証「あかし」さんです。
「音楽の集い」が始まる1時には、このコンサートを楽しもうとされるお客様が三々五々集まってきて、「ラ・ベルデ」のハーモニカ、ピアノの演奏と合唱での「女心の歌」や「鯨よ鯨」、そして「マスカーニのアリア」などの演奏が行われました。そして証さんのコンサートが始まるころには会場はほぼ満席となりました。証さんは「森のシンガーソングライター」と呼ばれるだけあって、歌と共に森の中で自然の魅力に気づくことを大切にしようとされていて、「カントリーロード」の演奏や「ふるさと」、「赤とんぼ」などの唱歌を聴いたお客様たちは、安らいだ雰囲気の中で十分に歌を楽しまれていたようでした。このように「音楽の集い」は旧多摩聖蹟記念館と桜ヶ丘公園の連携で開催されたコンサートということで、参加された142人の方々に、緑豊かな公園と、歴史ある旧多摩聖蹟記念館の魅力を発信することができたと思います。
また証さんはコンサートの後、ご自分が提唱されている「森の中で寝転んで弾き語りを聞く」という「ごろんコンサート」を実際に公園の中の草地で希望する方といっしょに行って、これも好評でした。
桜ヶ丘公園151003秋の桜ヶ丘を歩こう連結2.jpg 一昨年の「秋の桜ヶ丘を歩こう」
4.桜ヶ丘公園ヘルシーウォーキング「秋の桜ヶ丘を歩こう」の予定
桜ヶ丘公園は多摩丘陵の一角にあり、クヌギやコナラなどの雑木林に覆われ、多くの野草が生育しています。
色とりどりに花を咲かせた野草や樹木などの秋の自然を満喫、はるひ野駅からよこやまの道を歩いて桜ヶ丘公園までのヘルシーウォーキング楽しみながら健康を増進しましょう。

1 日  時  平成29年11月4日(土) 9時30分~14時 ※荒天中止

2 行  程  小田急多摩線 はるひ野駅南口集合(9時30分)⇒ よこやまの道⇒ 丘の上広場 ⇒多摩東公園⇒ 聖ヶ丘小学校前⇒ 聖ヶ丘緑地⇒ 桜ヶ丘公園内ウォーキング(昼食休憩有)(記念館口で解散14時頃:京王バス「記念館前」まで徒歩1分)

3 内  容  丘陵地レンジャー、公園職員とともによこやまの道~桜ヶ丘公園を散策し「自然」と「秋」を満喫する。

4 参 加 費  50円

5 服装・持ち物  動きやすい服装(長袖、長ズボン)と靴、昼食、飲み物、雨具等

6 定  員  20名(申込み多数の場合は抽選)

7 申込方法  往復はがき(1枚に2名まで)に参加者全員の①住所②氏名(ふりがな)③年齢④電話番号を記入の上、下記までお申し込みください。

【申込先】〒206-0021 多摩市連光寺5-15 桜ヶ丘公園サービスセンター「ヘルシーウォーキング」係

【締切日】10月23日(月)当日消印有効

※結果については、当落に関わらず申込者全員に10月28日(土)を目途にお知らせします。

8 問い合わせ先  桜ヶ丘公園サービスセンター 電話:042-375-1240

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