お知らせ

2017年5月25日

4月、5月のイベント報告

桜ヶ丘公園170409音楽の集い連結.jpg 4月9日の桜ヶ丘公園 旧多摩聖蹟記念館「音楽の集い」の様子
1.都立桜ヶ丘公園 旧多摩聖蹟記念館「音楽の集い」の報告
4月9日(日)の12時~15時の「音楽の集い」は桜ヶ丘公園内にある旧多摩聖蹟記念館のテラスにイスを並べての野外コンサートの予定でした。4月に入ってからは暖かな日が多かったのでこの日も好天を期待していたのですが、朝から小雨の降るあいにくの天候となりました。一旦上がった雨が開催時刻の前になるとまた降りだしたため、やむなくコンサートは記念館の中で開催することとなりました。
今回3回目の開催となる「音楽の集い」は旧多摩聖蹟記念館と桜ヶ丘公園との連携によって企画されたコンサートで、演奏者は ピアノ、ハーモニカの演奏と混声合唱の「ラ・ベルデ」、洗足学園音楽大学の皆さんによる「サックス四重奏」、そして多摩市元気ソングを歌うシンガーソングライターのカツルミさんです。
「音楽の集い」が始まる12時前からこのコンサートを楽しもうとされるお客様が三々五々集まってきて、記念館内の約60の席はほぼ埋まって予定時刻の12時にコンサートが始まりました。「ラ・ベルデ」のハーモニカ、ピアノの演奏と合唱に始まった演奏は「洗足学園音楽大学」のサックス四重奏へと続いて、最後は多摩市のイメージソングを歌う「カツルミさん」のミニコンサートで終わったコンサートでしたが、コンサートを聴きに来られたお客様たちは十分に楽しまれていたようでした。また合わせて旧多摩聖蹟記念館と桜ヶ丘公園の連携で開催されたコンサートということで、参加された282人の方々に、緑豊かな公園と、歴史ある旧多摩聖蹟記念館の魅力を発信することができました。
桜ヶ丘公園170422新緑の長沼・平山城址公園を歩こう連結.jpg 4月22日の「新緑の長沼・平山城址公園を歩こう」の様子
2.「新緑の長沼・平山城址公園を歩こう」の報告
4月22日土曜日の9時30分から「新緑の長沼・平山城址公園を歩こう」が開催されました。当日の朝は薄曇りの、暑くも寒くもないウォーキング日和でしたが、午後からはにわか雨が降るかもしれないとの天気予報が気にかかりました。ともかく、集合時刻の9時30分には17人の参加者が集まってくれましたので、9人の参加者を1班、8人の参加者を2班に分けました。コース説明と準備体操の後に、1班は丘陵地レンジャーが、2班は公園職員が先導する形でサポートの職員と丘陵地ボランティアと共に長沼駅を出発しました。
コースは長沼駅→長沼公園長沼口→霧降の道→頂上園地でトイレタイム→野猿の尾根道→平山口、が長沼公園での順路です。この後、市街地歩いて、六国台→野猿の尾根道→季重神社→公園北中央口→トイレ前広場周辺での昼食→さくらの道→猿渡の池→東園入口→ヤマツツジの小径→展望広場→中央広場、が平山城址公園でのコースです。中央広場でアンケートを記入してもらって、午後2時に解散となったのですが、このあと雨が降りだしそうな曇天の中を、希望者には公園職員が平山城址公園駅まで案内しました。
今回の見どころはなんと言っても「両公園の雑木林の新緑の風景」と「春爛漫を彩る野草や樹木の花」です。長沼公園ではチゴユリやホウチャクソウの花が咲き出していて、参加者の方々は熱心に観察していました。また野猿の尾根道ではかなり珍しいクチナシグサの小さな花がちょうど開花していて、皆さんは「こんな花は初めて見た。感激。」などと言い合いながら顔を近づけて観察したり、写真を撮ったりしていました。また平山口の明るい草地にはたくさんのジュウニヒトエの花が咲いていて、「こんなにたくさんのジュウニヒトエの花は見たことがなかった。」と感激の面持ちでした。
また、平山城址公園ではコバノガマズミの白い花が咲き始めたところで、「とてもきれい。」と言いながら観察した後に、さくらの道の明るい草原の中で本来は白いツボスミレのピンク色の花を見つけて、案内の職員から「かなり珍しいピンクのツボスミレを見られてよかったですね。」と言われて、草原に膝をついて撮影をしていました。東園に行って、展望広場からの雄大な風景を楽しみ、ここに多いマルバアオダモの木のふわふわした白い綿のような花やアマドコロの花が咲く直前の姿を観察して、皆さんは「満足、満足。」といった表情を浮かべていました。
最後に書いてもらったアンケートの中でも、「植物の話をたくさん聞くことができて良かった。丁寧な説明で、ありがとうございました。」、「新緑に包まれて、気持ちのよい一日でした。」、「いろいろな花の名前を知って楽しかった。」、「今回初参加して、野草をもっと知りたくなりました。」などの感想が書かれていて、参加された方々は十分に楽しみ、満足していたようでした。
桜ヶ丘公園170505さとやまアートイベント連結.jpg 5月5日の「里山アートイベント」の様子

3.「里山アートイベント」の報告

5月5日の子どもの日の午前10時から12時まで、遊びの広場で「里山アートイベント」が開催されました。これは、小学生以下の子供たちに、園路の広い場所の舗装の上にチョークで自由に絵を描いて楽しんでもらおうというものです。この他にも画用紙にクレヨンで絵を描いたり、昆虫などの塗り絵をしてもらうコーナーも作りました。普段、落書きなどあまりはできない子供たちは、それぞれのコーナーで大喜びしながらお絵かきを楽しんでいました。もちろん準備は公園職員たちが数日前から総出で行い、当日も準備からイベント中のサポート、そして後片付けまで忙しく働きました。
また今回はこのアートイベントとは別に砂場脇のケヤキの木陰で「里山移動図書館」も行われました。こちらは本棚の中に植物や昆虫などの絵本をたくさん置いておいて、自由に読むことができるというもの。親子連れで来たお母さんが子供に絵本の読み聞かせをして楽しんでおられました。また、特別に用意した紙芝居のコーナーもあります。ここでは公園の女性職員が紙芝居を行って、子供たちをその絵と話を目いっぱい楽しんでいるようでした。
当日は快晴の子供の日で気温がぐんぐん上がって少し暑い天候でしたが、子供たちは元気いっぱいこのイベントを楽しんでいました。「里山アートイベント」の参加者は約200人、また「里山移動図書館」には約50人が参加してくれて、この日のイベントは盛況のうちに終了しました。終了時に書いてもらったアンケートにはほとんどが「楽しかった」との感想を寄せて下さり、皆さん十分に満足したようでした。
桜ヶ丘公園170521小さな植物画教室連結.jpg 5月21日の「初夏の小さな植物画教室」の様子


4.「初夏の小さな植物画教室」の報告

5月21日・日曜日の午後1時から3時までの予定で「初夏の小さな植物画教室」が開催されました。この植物画教室の講師は園芸学校講師で植物画家の先生で、今回で9回目の桜ヶ丘公園での教室となります。また女性講師ということもあって、人当たりがやわらかく、しかも優しく丁寧に教えてくれると毎回参加者に好評を得ている先生です。

この日は9人の参加者が集まり、講習を受けました。まずは、副センター長からの講師の紹介の後、実習が始まる前に先生から植物画の描き方のひととおりの系統的な説明がありました。それによると絵を完成させるまでには、はじめに鉛筆で植物モチーフの線画を描き、その後水彩絵の具で彩色をするという手順になるとのこと。特に、はじめの鉛筆デッサンがとても大事とのことでした。その次に先生が持ってきてくれた花などの中から、それぞれ自分の好きなものを選んで講習が始まりました。先生からは、画材に選んだ植物の描きやすい角度についての説明や、きれいなところだけでなく枯れて汚い所も全部描くようにとの注意もありました。

参加者たちが鉛筆でデッサンを始めると、先生からは「葉の葉脈は2本線で描くと色づけした時に立体感が出ます」とか、「ここはこう描いた方が良いですよ」と描き方を教えることと、参加者からの質問に応えることを繰り返すというスタイルでの個別指導が中心になります。最初の系統的な説明とこの個別の指導とのバランスが絶妙で、参加者の方々はぐんぐん引き込まれ、熱心に、楽しそうに描いていました。

1時間近く経過して、鉛筆の線画がかなりの方が出来上がったところで、今度は水彩絵の具での色づけです。先生が実際に絵の具を混ぜて気に入った色を作り、その色を塗りながら彩色の説明をしました。ポイントになるのは、薄い色を何回も塗り重ねて色を出していくのが大事ということです。先生の彩色デモが終わると、いよいよ参加者の方々の色付けが始まりました。ここでも先生の個別指導が行われましたが、「先生のアドバイスの通りに描いたら、びっくりするほどいい絵になった。」と参加者の皆さんは喜びながらとても熱心に描き、中には予定時間をかなり過ぎるまで描かれている方もおられました。

絵を描き終わると最後にサインを入れて完成ですが、額の位置を考えながらサインを入れることと、額に隠れて見えない端の方に日付と描いた花の名前を書いておくことも大事という先生からのアドバイスもありました。完成した参加者の植物画は初参加の方々の作品も含めてとても上手で、皆さんはお互いに絵を見せ合って感想をやり取りしていましたが、これも大事な勉強です。
最後に書いてもらったアンケートでも、「詳しくとても丁寧に教えて下さり、本当にありがとうございました。」とか「初めてでしたが、丁寧にご指導いただき、楽しいひとときでした。」、「楽しいひとときでした。秋もあると嬉しいなあ⋯。」などの感想があり、今回の植物画教室への満足感が高かったことを表していました。

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