お知らせ

2017年2月 2日

桜ヶ丘公園の動植物情報

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1月末の野草の花3種と木の花1種、野鳥4     
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比較的暖かな日が続いた1月下旬の公園内では、春の花が徐々に数を増し、野鳥の姿も多く見かけます。そこで今回は春の野草の花3種と木の花1種、そして野鳥4種をご紹介いたします。

なお、写真はすべて131日に撮影しました。

桜ヶ丘公園170131ミチタネツケバナ連結.jpg 上:キュウリグサ / 下:ミチタネツケバナ

キュウリグサ

遊びの広場の石垣の上の草地の中で、早くもキュウリグサが小さな青い花を咲かせ始めています。キュウリグサはムラサキ科の越年草で、日本全土からアジアの温帯に広く分布しています。ただし、日本にはムギの栽培とともに入ってきた史前帰化植物と考えられています。茎や葉を揉むときゅうりに似た匂いがするということで、キュウリグサという名前が付けられました。若い葉や茎は山菜料理に利用されることもあります。


ミチタネツケバナ

東部団地口の外側の公園飛び地の草原の中でミチタネツケバナの白い小さな花が咲き出しています。まだ寒い時期なので草丈が低く、葉の色も茶色がかっています。ミチタネツケバナはアブラナ科の越年草で、ヨーロッパ原産の帰化植物として日本にも定着しています。在来種のタネツケバナとは近縁でよく似ていますが、タネツケバナが水田などの湿った場所に多く生えているのに対して、ミチタネツケバナはより乾燥した場所でタネツケバナより早く花を咲かせます。
桜ヶ丘公園170131シキミ連結.jpg 上:カラスノエンドウ / 下:シキミ

カラスノエンドウ

ミチタネツケバナが咲いている場所のすぐ横でカラスノエンドウの最初の花が開きました。カラスノエンドウの植物学的な標準和名はヤハズエンドウですが、一般的にはカラスノエンドウの名前が定着しています。カラスノエンドウはマメ科の越年草で、原産地はオリエントから地中海沿岸にかけてで、古代にはこの地域で食用に栽培されていました。その後、栽培植物としてはほぼ断絶して、雑草として野生化していますが、日本では本州~九州、沖縄にふつうに生育しています。


シキミ

拓魂碑の広場の生垣として植えられているシキミの白い花が咲き始めました。蕾もたくさん付いていますので、これから暖かくなるにつれて次々と咲き出すでしょう。シキミはマツブサ科(シキミ科)の常緑高木で、日本の本州~九州、沖縄、国外では中国に分布しています。その実は中国料理で多用される八角に似ていますが有毒です。またシキミは仏事に用いられるため、寺院に良く植栽されています。
桜ヶ丘公園170131コゲラ連結.jpg 上:アオゲラ / 下:コゲラ

アオゲラ

大松山南側斜面を登る園路際のコナラの木の幹をアオゲラが登って、あちこちを突いていました。アオゲラはキツツキ科の鳥類で、日本固有種です。本州に分布していて、まれに佐渡島や隠岐などの島でも見られます。平地から山地の森林内に生息していて、あまり季節による移動はしません。


コゲラ

最近、コゲラの姿をよく見かけます。このコゲラも枝の間を素早く移動しながらくちばしで枝を突いていました。コゲラもキツツキ科の鳥類で、ロシア南東部、サハリン、朝鮮半島北部、中国東北部、日本列島などの東アジアの限られた地域に分布しています。日本に生息するキツツキ類の中では一番小さい種です。
桜ヶ丘公園170131ツグミ連結.jpg 上:ルリビタキ / 下:ツグミ

ルリビタキ

園路を歩いているとき、目の前を青い影が横切って飛んでいきました。その先の地面に降り立ったのを見ると、背中全体が青いルリビタキのオスの成鳥でした。ルリビタキはヒタキ科の鳥類で、ユーラシア大陸に広く分布していますが、日本では夏季に本州中部以北と四国で繁殖して、冬季になると本州中部以南で越冬します。


ツグミ

とんぼの広場の枯れた芝生の上で、何羽ものツグミが地面を突いて、エサを探し回っていました。ツグミはヒタキ科の鳥類で、中国南部、台湾、日本、ミャンマー北部、ロシア東部に分布しています。夏期にはシベリア中部や南部で繁殖して、日本には冬季に越冬のために渡ってくる冬鳥です。

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