お知らせ

2017年2月 2日

1月のイベント報告と3月のイベント予定

長沼公園170114新春の長平連結.jpg 1月14日の「新春の長沼・平山城址公園を歩こう」の様子

1.「新春の長沼・平山城址公園を歩こう」の報告

1月14日(土)9時30分から、長沼公園から平山城址公園を歩いて公園の自然を観察する「新春の長沼・平山城址公園を歩こう」が行われました。出発前から晴れて寒い天候でしたが、長沼駅前には26人の参加者が集まって来られました。丘陵地レンジャーと職員1人が2班に分かれた参加者それぞれのコースの案内と植物などの解説を担当して、そのほかの職員5名と丘陵地ボランティア7名がアシストにまわりました。駅前での副センター長のあいさつと丘陵地レンジャーによる今回のコースとイベントの概略説明、そして準備体操の後、9時45分に一行は長沼公園に向かって出発して行きました。

公園長沼口前の田んぼを左に折れて長沼公園を回り込むように進んでカタクリB地区前では小さな白い花を咲かせているタネツケバナについて説明、またフェンス内にはカタクリやサラシナショウマが咲くことや3月のカタクリ観察会について紹介しました。さらに公園駐車場に入ってトイレ休憩の後、中谷戸の登り口から栃本尾根に向かって登りました。その途中の階段脇にはカシワバハグマの枯れた茎と実の脱け殻がありましたので、用意してきた花の咲くころの写真と、数年前の1月に撮った枯れ茎に氷柱が付いた写真を見せて氷柱の付くメカニズムを説明しました。ここから栃本尾根を展望台方面に歩き、展望台前ではヤマユリの枯れた実に残っていた平べったい種を示して、ヤマユリとタカサゴユリの発芽率の違いなどについて解説しました。ちょっと戻って、展望台手前から日邸団地方面に下りましたが、この下り坂の脇にはカシワバハグマの枯れた茎と実がたくさん残っていました。この朝の冷え込みで茎からしみ出した水が凍って白い氷柱になっている、とても珍しい姿を観察することができるのを期待していたのですが氷柱は見当たりません。でも、降り積もった枯葉をかき分けてカシワバハグマの地面に接した茎を観察すると、かすかに氷柱らしき氷が見えました。参加者に皆さんは「ちょっとだけでも見ることができて良かった。」と喜んでおられました。

ここから長沼公園を出て住宅街を歩き、平山城址公園の六国台口に向かいました。六国台下の登りの階段の横にはタチツボスミレの小さな葉やキク科の植物のロゼットなどがたくさん出ていて、これらの説明をしながら六国台へ登って行きました。六国台前には冬枯れのヤブデマリの木や、カマツカの木がありましたが、用意してきた開花時の写真を見てもらいながら、これらについての解説を行いました。皆さんはヤブデマリの花の構造についての説明に「そうなんだ。」と納得しておられました。この後、ここから六国台に入って遠くの景色を観賞した後、六国の道を通って公園北中央口手前のトイレ前に到着しました。予定ではここで今日のコースは終了ということになっていましたが、時間的にまだ少し余裕があったので、「ここから東園の中央広場までコースを延長しましょうか。」と提案すると、拍手で歓迎されました。

そこで、さくらの道を下って猿渡の池前を通り、オオバノトンボソウやタマノカンアオイ、そして町中には無いニオイタチツボスミレがここに咲くことなどを説明すると「春になったら、もう一度ここに来て花を見てみたい。」との声が上がりました。この後すぐに東園に入り、ヤマツツジの小径を歩いていると、すぐ脇の木にジョウビタキが止まりました。「ジョウビタキのメスがいる。」と告げると、参加者から「なんでメスだとわかるの。」との質問。そこでジョウビタキのメスとオスの違いを話して皆さんに納得してもらいました。東園の中のハリギリの大木の前でハリギリはここまで大きくなることやアオキの木にはオスメスがあることなどを解説しながら中央広場に到着しました。これで今日のイベントはほんとうに終了。ここで最後に、皆さんに書いてもらったアンケート回収しました。アンケートでは皆さんから「鳥や植物を見られておもしろかった。」、「歩く時間や工程はちょうどよかった。説明もていねいで解りやすくとても良かった。」、などの感想の他に多くの参加者から「楽しかった。」との言葉をいただき、皆さんは十分に満足されたようでした。ここで予定より少し早い12時過ぎに解散となり、多くの方は職員の案内で、平山城址公園駅に向かって行かれました。

桜ヶ丘公園170121野鳥観察会連結.jpg 1月21日の「野鳥観察会」の様子

2.「野鳥観察会」の報告

1月21日土曜日の朝9時半から「野鳥観察会」が開催されました。この朝は、小雪のチラついた昨日とは打って変わっての快晴で絶好の野鳥観察日和となり、集合場所の「さとやまくらぶ」には子供ひとりを入れて18名の参加者の方々が集まってくれました。公園内を案内しながら野鳥の解説を行ったのは丘陵地レンジャーと野鳥に詳しい多摩丘陵ブロックの職員で、サポートには丘陵地ボランティアの6名と公園職員が6名加わって、総勢30名が、今日の観察会のコースなどの簡単な説明を受けた後、9時45分ごろ公園内の野鳥観察に出発しました。

まずは、今朝アトリの大群が来ていたけやきの丘に行って、まだケヤキの梢に残っていたアトリを観察しました。ここでUターンして、お花見坂から杉の辻に向かってメイン園路を下りました。杉の辻を右に曲がって山の越の園路を歩いている途中、案内の職員に言われてふり返って見た真っ白な富士山が印象的でした。

さらに進んで、園路がS字状に曲がった登り坂のカーブのところで木の幹にアオゲラのつついた食痕を確認することができました。職員から「他の鳥が食べられない木の内部にいる虫を食べるために、アオゲラは木に穴を開けるという行動を進化させたのです。」との説明を受けて、皆さん「そうなんだ。」と納得されていました。そしてさらに坂を登って行くと、次のカーブのあたりの雑木林の中ではコゲラとシジュウカラ、エナガの混群を観察することができました。またそのすぐ上の記念館口の手前ではジョウビタキも確認できました。

ここから記念館の横を通って丘の上広場に行くと、ヤマガラが水飲み場のたまり水を飲んでいました。「鳥

は人間の動きを良く見ていて、このように人間が作ったものを利用することがある。」との職員の話を聞いて、参加者からは「鳥の生態や行動には感心する。」との声が上がりました。ここから山の越方面へ雑木林の中の園路を下っていくと、おもいでの道との交差点付近でルリビタキのオスの若鳥とメスのルリビタキが雑木林の中を飛び回っていました。また、シロハラも観察することができました。参加者の皆さんはルリビタキの姿に大興奮、時間を忘れて見入っていました。

ここから杉の辻を通って出発したさとやまくらぶに戻って行きましたが、その途中でも案内の職員は参加者の方々から質問攻めにあっていました。最後はさとやまくらぶの前にホワイトボードを置いて、そこにあらかじめ用意をしていた野鳥の写真を貼りながら、今日見た野鳥を確認する「鳥あわせ」を行いましたが、結果として17種の野鳥を観察することができました。ここで書いてもらった参加者の方々へのアンケートには「とても楽しかったです。はじめて見た鳥も多く、本当にすてきな時間でした。」とか「説明もわかりやすく、鳥の特徴と生態が良く分かりました。」などの感想が寄せられ、参加者の皆様は概ね満足され、予定通り12時過ぎに今回の観察会は終了しました。
桜ケ丘公園160305雑木林ボラ説明会連結.jpg 昨年の「ボランティア説明会」
3.29年度ボランティア募集の予定

丘陵地ボランティア募集
桜ヶ丘公園をはじめとする多摩地区の丘陵地に位置する都立公園では、丘陵地レンジャーを配置し、園地に残る生物多様性を有する貴重な環境の保全管理を行うことで、利用者サービスの向上に努めています。
このレンジャーのサポートを行うのが「丘陵地ボランティア」です。園内の植物の管理など自然環境の保全作業に関わり、丘陵地レンジャーと共に活動していただける方を募集します。多摩の丘陵地公園を一緒に守り、育ててみませんか。
1 活動期間 平成29年4月1日(土)~ 平成30年3月31日(土) (月数回程度)
2 活動場所 桜ヶ丘公園、長沼公園、平山城址公園
3 活動内容 ①自然環境保全を第一に考えた公園の
        保護管理作業
       ②パークモニター巡回(園内の安全
        確保・美化作業、来園者利用指導
        ・案内、自然情報の収集)
       ③希少動植物の監視・保全活動、動植物
        の生態調査・保護方策の提言
       ④自然観察会の企画、実施、学習プロ
        グラムの開発など
       ⑤エコモニタリング調査や自然環境デー
        タの蓄積・管理
4 募集人員 20名程度
5 応募資格 18歳以上で積極的に活動に参加する意思があり、説明会(下記7参照)に出席できる方
6 申込方法 ①住所②氏名(ふりがな)③年齢④性別⑤電話番号を記入の上はがき又はFAXで以下までお申込みください。
 【申込先】〒206-0021 多摩市連光寺5-15 FAX:042-339-7384 桜ヶ丘公園サービスセンター「丘陵地ボランティア」係
 【締切日】平成29年2月20日(月)消印有効
7 説 明 会
 【日 時】平成29年3月4日(土)10時~11時
 【場 所】桜ヶ丘公園内「さとやまくらぶ」
8 登録方法 ボランティアへの登録を希望される方は、上記の説明会に出席してください。説明会終了後、登録用紙にご記入・提出いただくことで、ボランティアへの登録ができます。(希望者多数の場合は説明会当日に抽選の可能性がありますのでご了承ください。)※ボランティア保険には各自加入していただきます。
9 問い合わせ先 桜ヶ丘公園サービスセンター 電話:042-375-1240

雑木林ボランティア募集
豊かな四季を感じられる桜ヶ丘公園では
、雑木林の維持管理など自然環境の保全作業を行うボランティアの方を募集します。
現在では貴重となっている雑木林を一緒に守り、育ててみませんか。
1 活動期間 平成29年4月1日(土)~ 平成30年3月31日(土) 原則第1~第4土曜日 10時~16時
2 活動場所 桜ヶ丘公園 こならの丘
3 活動内容 雑木林の維持管理、谷戸田の景観回復など自然環境の保全作業等
4 募集人員 20名程度
5 応募資格 18歳以上で雑木林の自然に積極的にかかわる意思があり、説明会(下記7参照)に出席できる方
6 申込方法 ①住所②氏名(ふりがな)③年齢④性別⑤電話番号を記入の上はがき又はFAXで以下までお申込みください。
 【申込先】〒206-0021多摩市連光寺5-15 FAX:042-339-7384 桜ヶ丘公園サービスセンター「雑木林ボランティア」係
 【締切日】平成29年2月20日(月)消印有効
7 説 明 会
 【日 時】平成29年3月4日(土)13時~15時
 【場 所】桜ヶ丘公園内「さとやまくらぶ」
8 登録方法  ボランティアへの登録を希望される方は、上記の説明会に出席してください。説明会終了後、登録用紙にご記入・提出いただくことで、ボランティアへの登録ができます。(希望者多数の場合は説明会当日に抽選の可能性がありますのでご了承ください。)※ボランティア保険には各自加入していただきます。
9 問い合わせ先  桜ヶ丘公園サービスセンター 電話:042-375-1240

平山城址公園160313歴史探訪ツアー連結.jpg 昨年の「平山城址公園 歴史探訪ツアー」
4.平山城址公園 歴史探訪ツアーの予定
鎌倉時代の武士の中でも、源平合戦などでその武勇が知られる「平山季重(ひらやますえしげ)」は京王線・平山城址公園駅近くの浅川べりに居館を構えていたと言われています。多摩丘陵の歴史調査を続けてきた講師と共に、この館の痕跡やゆかりのあるお寺の供養塔、神社、城跡などを探索して歩きます。興味深い話を聞きながらいっしょに歴史探訪してみませんか。

1 日時  平成29年3月12日(日) 10時~15時30分 ※小雨決行

2 集  合  10時に京王線「平山城址公園駅」改札前

3 解  散  保井寺(15時15分ごろ)

4 行  程  京王線「平山城址公園駅」 ⇒ 平山季重の館跡推定地 ⇒ 宗印寺 ⇒ 平山城址参考地⇒ 季重神社 ⇒ 平山城址公園(昼食)⇒ 尾根の城道⇒ 保井寺の新選組隊士の墓 解散※

※野猿街道「由木堀の内」バス停までご案内いたします。(京王バス聖蹟桜ヶ丘駅行き、もしくは南大沢駅行きをご利用いただけます。)

5 内容  古街道研究家・宮田太郎氏の案内解説により、鎌倉時代の武士団の里を探訪します。

6 参加費  1000円(資料代等)

7 服装・持ち物  動きやすい服装と靴、昼食、水筒、雨具等

8 定員  30名(申込み多数の場合は抽選)

9 申込方法  往復はがき(1枚に2名まで)に参加者全員の①氏名(ふりがな)②年齢③住所④電話番号を

記入の上、下記までお申し込みください。

【申込先】〒206-0021 多摩市連光寺5-15桜ヶ丘公園サービスセンター「歴史探訪ツアー」係

【締切日】平成29年2月27日(月)消印有効 ※結果については、当落に関わらず申込者全員に当日の7日前を目途にお知らせします。

10 問い合わせ先  桜ヶ丘公園サービスセンター 電話:042-375-1240

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