お知らせ

2016年11月24日

桜ヶ丘公園の動植物情報

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11月中旬の7種の樹木の紅葉

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11月も半ばを過ぎて、気温も下がり、晩秋の気配が濃厚になってきました。このような朝晩の冷え込みを受けて、公園内の木々の葉は次々と赤や、オレンジ、黄色などに紅葉し始めています。そこで今回は紅葉の進んだ木の中から7種の樹木の紅葉をご紹介いたします。

なお、写真はすべて11月20日に撮影しました。
桜ヶ丘公園161120イロハモミジ(センター)連結.jpg 上:もみじ平のイロハモミジ / 下:センター裏のイロハモミジ

もみじ平のイロハモミジ

丘の上広場から記念館周辺にたくさん生えているイロハモミジの紅葉が進んでいます。中でももみじ平脇のイロハモミジは真っ赤に紅葉して、下から見上げると太陽の光を通して燃えるように輝いています。イロハモミジはムクロジ科(カエデ科)の落葉高木で、日本、朝鮮半島、中国、台湾に分布しています。紅葉を代表する樹種で、本種からつくられた園芸品種のモミジもたくさんあります。


センター裏のイロハモミジ

サービスセンター裏の斜面に植えられているイロハモミジもグリーンから紅色へと葉の色を変化し続けています。中でもバス通りの脇に生えているイロハモミジは明るい陽光を浴びて、真っ赤に紅葉しています。イロハモミジはこのほかにも山の越やゆうひの丘などにたくさんありますが、これらも次第に赤く染まっていくでしょう。葉の形はオオモミジやヤマモミジなどに似ていますが、ひとまわり小さく、秋に黄褐色から紅色に紅葉した後散ります。

桜ヶ丘公園161120ドウダンツツジ連結.jpg 上:ゆうひの丘のニシキギ / 下:杉の辻手前のドウダンツツジ

ゆうひの丘のニシキギ

公園内に植えられているニシキギ、中でもゆうひの丘の下段の展望スペースの横に列植されているニシキギの紅葉が始まっています。その一部の葉はすでに真っ赤に色づいています。ニシキギはニシキギ科の落葉低木で、日本、朝鮮半島、中国に分布しています。低い山地や人家の近くの山林などに自生していますが、枝に「翼(よく)」と呼ばれるコルク質の板状の出っ張りが出るのが特徴です。


杉の辻手前のドウダンツツジ

聖ヶ丘口から杉の辻に向かうメイン園路の脇に列植されているドウダンツツジが真っ赤に染まってきました。また、東部団地口の外の公園飛び地にたくさん植えられているドウダンツツジも見事に紅葉しています。ドウダンツツジはツツジ科の落葉低木で、本州、四国、九州の温暖な岩山に生えていますが、自生地は多くはありません。紅葉が素晴らしいので庭木や植込みなどとしてたくさん植栽されています。
桜ヶ丘公園161120シマサルスベリ連結.jpg 上:ゆうひの丘のウワミズザクラ / 下:しょうぶ池脇のシマサルスベリ

ゆうひの丘のウワミズザクラ

ゆうひの丘頂上の草地脇に生えているウワミズザクラがすっかり色づいて、オレンジ色の葉が青空に映えています。ウワミズザクラはバラ科の落葉高木で、北海道西南部、本州、四国、九州に分布しています。山野に広く自生していますが、日照と小川沿いなどの湿気のある環境を好む樹木です。オレンジ色の紅葉が美しいのですが、何といっても、普通の桜の花とは全く違った、小さな花がたくさん集まって白いブラシのように見える花が特徴です。


しょうぶ池脇のシマサルスベリ

しょうぶ池の脇の園路の交差点にシンボルツリーとして植えられているシマサルスベリの葉がオレンジ色に染まって、白い幹肌とのコントラストがきれいです。シマサルスベリはミソハギ科の落葉高木で、沖縄、中国、台湾に分布しています。樹皮は同属のサルスベリほどではないものの滑らかで、はげ落ちやすく、はげ落ちたところは白い木肌が見えて斑模様になります。またサルスベリと比べるとかなり背が高く、花色も白だけです。
桜ヶ丘公園161120ムラサキシキブ連結.jpg 上:ゆうひの丘のイチョウ / 下:あそびの広場上のムラサキシキブ

ゆうひの丘のイチョウ

ゆうひの丘の階段上に生えている大きなイチョウの木の葉がかなり黄色く変わってきて、遠くの街並みの風景に映えています。イチョウはイチョウ科の落葉高木の裸子植物で、現存する唯一のイチョウ綱に属する植物です。中国安徽省原産で、現在は街路樹などとして全国で普通に見られますが、イチョウ科の植物は氷河時代にほぼ絶滅してしまいました。現存する樹木としての記録で最古で確実性の高いものは中国宋時代の書物に書き記されています。


あそびの広場上のムラサキシキブ

あそびの広場上の記念館通り脇に生えているムラサキシキブの葉が、明るい陽の光を浴びてすっかり黄色くなり、その実の紫色とのコントラストが美しく、目を引きます。ムラサキシキブはシソ(クマツヅラ)の落葉低木で、日本、朝鮮半島、中国、台湾に分布しています。秋に付ける光沢のある紫色の実が美しいので、庭木などとして植えられたりもしますが、別種に丈の低いコムラサキがあり、コンパクトで実の数も多いので、こちらの方が庭木としては広く普及しています。

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