お知らせ

2016年5月19日

桜ヶ丘公園の動植物・風景情報

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5月中旬の花木の花8
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5月半ばの緑したたる季節となって、公園内に生えている木々には次から次へと花が開花しています。そこで今回は、その中から花を咲かせ始めた木の花8種をご紹介いたします。

なお、写真はすべて5月15日に撮影しました。
桜ケ丘公園160515イボタノキ連結.jpg 上:エゴノキ / 下:イボタノキ

エゴノキ

公園内の雑木林の中や縁などに自生しているエゴノキが、茂った葉の下にたくさんの白い花を、吊り下げるように下向きに咲かせています。エゴノキはエゴノキ科の落葉小高木で、北海道~九州、沖縄までの日本全国の雑木林に多く自生しています。また朝鮮半島と中国にも分布しています。植物体には有毒成分のサポニンを含んでいて、その味が「えぐい」ので、エゴノキという名前が付いたと言われています。


イボタノキ

公園内のあちこちに生えているイボタノキの枝先の花穂に付いた、小さな筒状の白い花が開花し始めています。イボタノキはモクセイ科の落葉低木で、北海道~九州、朝鮮半島の山野に自生しています。生活に利用する上で一番有名なのが「いぼた蝋」です。これは樹皮上に寄生するイボタロウムシが分泌するもので、蝋燭の原料や日本刀の手入れなどに用いられます。

桜ケ丘公園160515スイカズラ連結.jpg 上:ガマズミ / 下:スイカズラ

ガマズミ

雑木林の林床や林縁などに生えているガマズミが、枝葉の上部に付けた円盤状の花穂にたくさんの白い花を咲かせています。ガマズミはスイカズラ科の落葉低木で、日本、朝鮮半島、中国に分布しています。丘陵地から山地に自生していて、果実は9月~11月に赤く熟して、食用になります。特に、この実を焼酎に漬けたものは最高の果実酒になるといいます。材は強靭で、道具類や傘の柄、杖などに利用されます。


スイカズラ

低木やフェンスなどに絡み付いたスイカズラが、特徴的な形の白から黄色に色が変化する花を咲かせ始めました。この色の変化で白と黄色の花が同時に咲いているように見えるので、別名を金銀花(キンギンカ)と言います。スイカズラはスイカズラ科の常緑つる性木本(木のこと)で、日本全国のほか、東アジア一帯に分布しています。蕾や秋から冬の茎葉は生薬になり、抗菌作用や解熱作用があるとされます。

桜ケ丘公園160515ハコネウツギ連結.jpg 上:ヤマボウシ / 下:ハコネウツギ

ヤマボウシ

ヤマボウシが葉の上部にたくさんの白い花(花弁のように見えるものは実は総苞片)を咲かせています。ヤマボウシはミズキ科の落葉高木で、本州~九州、朝鮮半島、中国に分布しています。果実は集合果で、9月ごろ赤く熟し、とても甘くシャリシャリとした砂糖粒のような食感があります。また、果実酒にも適しています。


ハコネウツギ

公園内のあちこちに生えているハコネウツギが、ラッパ型で白から紅色に変化する花をたくさん咲かせています。ハコネウツギはスイカズラ科の落葉低木で、日本各地の海岸近くに自生しています。花の色が白から薄いピンク、そして紅色へと変化して、一本の木に何色もの花が咲いているように見え、観賞価値が高いということで、庭園樹や公園樹として利用されます。

桜ケ丘公園160515カルミア連結.jpg 上:カラタネオガタマ / 下:カルミア

カラタネオガタマ

サービスセンター前に植えられているカラタネオガタマのベージュ色の地味な花が開花して、バナナの匂いに例えられる甘い香りをあたり一面に漂わせています。カラタネオガタマはモクレン科の常緑小高木で、中国南部原産の樹木です。日本には江戸時代に渡来して、主に関東から西の温暖な地方の神社の境内や庭園などに多く植えられています。


カルミア

カラタネオガタマのとなりに植えられているカルミアが、淡いピンク色の花をたくさん咲かせ始めています。カルミアはツツジ科の常緑低木の属名で、樹種は約7種があって、すべて北アメリカとキューバが原産です。日本で最も一般的なのはラティフォリア種という白や淡紅色の花を咲かせる種で、日本名はアメリカシャクナゲと呼ばれています。

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