お知らせ

2015年11月12日

桜ヶ丘公園の動植物情報

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11月上旬の色づき始めた紅(黄)葉樹8種                       
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11月8日の立冬を過ぎて、いよいよ本格的な冬を迎えようとしています。公園内の落葉樹は朝夕の冷え込みで葉が色づき始めてきました。そこで今回は紅(黄)葉し始めた樹木を8種ご紹介いたします。また、本格的な紅葉の時期には代表的な紅葉樹は再度取り上げる予定です。
なお、写真はすべて11月6日に撮影しました。
桜ヶ丘公園151106カツラ連結.jpg 上:イチョウ / 下:カツラ
イチョウ
とんぼの広場のイチョウが早くも黄色に染まっています。イチョウはイチョウ科の落葉高木で、中国原産の裸子植物です。繁殖力が強いため、人の手によって殖やされることによって、広く栽培、植樹されています。イチョウ科の植物は中生代から新生代にかけて世界的に繁栄していましたが、氷河期にほぼ絶滅しました。このためイチョウはイチョウ綱の植物としては唯一現存する種となったため、生きた化石としてレッドリストの絶滅危惧種B類に指定されています。
 
カツラ
杉の辻周辺にたくさん生えているカツラの木の葉が黄色く色づいて、早くも落葉し始めています。カツラはカツラ化の落葉高木で、日本各地のほか、朝鮮半島、中国にも分布しています。秋には黄色に紅葉しますが、落葉には甘い香り(醤油の良いにおいに例えられる)があって、カツラの木のまわりにはこの芳香が漂っています。
桜ヶ丘公園151106アカシデ連結.jpg 上:ケヤキ / 下:アカシデ
ケヤキ
公園内にたくさん植えられているケヤキが黄色や褐色、オレンジ色などに色づき始めています。写真のケヤキはかなり赤みの強いオレンジ色に紅葉しています。ケヤキはニレ科の落葉高木で、東アジアの一部と日本の本州、四国、九州に分布しています。箒を逆さにしたような樹形が美しいので、街路樹や庭木、公園などのシンボルツリーなどとして良く植えられています。
 
アカシデ
公園西中央口の傍に1本だけ植えられているアカシデが、その名の通りにかなり鮮やかな赤褐色に紅葉しました。アカシデはカバノキ科の落葉高木で、北海道南部、本州、九州、朝鮮半島に分布しています。若芽が赤いことと、秋に美しく紅葉することからアカシデと名付けられましたが、シデとはしめ縄などに使われる紙垂(しで)のことで、花穂の垂れ下がる様子がこれに似ているため名づけられました。
桜ヶ丘公園151106ドウダンツツジ連結.jpg 上:トチノキ / 下:ドウダンツツジ
トチノキ
サービスセンターの入口の脇に生えているトチノキの大きな葉が黄色や褐色に色づいて、落葉し始めています。トチノキはトチノキ科の落葉高木で、北海道西南部~九州に分布しています。おもに冷温帯域の山地に生育していて、高さ30mほどの巨木に成長します。近縁種でヨーロッパ産のセイヨウトチノキはフランス語の「マロニエ」として良く知られています。
 
ドウダンツツジ
聖ヶ丘口から杉の辻に向かう園路際のドウダンツツジの植込みの葉が部分的には真赤に染まっています。ドウダンツツジはツツジ科の落葉低木で、本州、四国、九州の温暖な岩山に生えていますが、自生地は限られています。庭木や植込みとして普通に植えられていますが、寒冷地よりは関東以西の温暖な地に多く見られます。
桜ヶ丘公園151106イロハモミジ連結.jpg 上:ニシキギ / 下:イロハモミジ
ニシキギ
ゆうひの丘のニシキギの紅葉はまだあまり進んではいませんが、部分的には真赤に紅葉した葉が見られるようになりました。ニシキギはニシキギ科の落葉低木で、日本と中国に自生しています。真赤な紅葉が見事なため、モミジ、スズランノキと共に世界三大紅葉樹に数えられています。また、若い枝では表皮を突き破ってコルク質の翼(よく)伸長するので、識別は容易です。
 
イロハモミジ
イロハモミジの紅葉の盛りには、まだ半月以上待たなくてはなりませんが、杉の辻のイロハモミジの枝先に少し赤くなった紅葉が出てきています。イロハモミジはカエデ科の落葉高木で、日本、朝鮮半島、中国、台湾に分布しています。日本では最もよく見られるカエデ属の樹木で、紅葉の代表種です。また、本種からつくられた園芸品種や、ヤマモミジなどの変種も数多く見られます。

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