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2015年9月 4日

桜ヶ丘公園の動植物情報:9月初旬の秋の花6種と果実2種


9月に入り、さすがにこの夏の猛暑も一段落、少しだけ秋めいてきたようです。そこで今回は公園内で咲き出した秋の花6種(野草5種と低木1種)、および熟してきた果実2種(野草1種と低木1種)をご紹介いたします。
なお、写真はすべて9月3日に撮影しました。

桜ヶ丘公園150903メマツヨイグサ連結.jpg 上:ダイコンソウ / 下:メマツヨイグサ
ダイコンソウ
大松山南斜面の園路際でダイコンソウが鮮やかな黄色の花を咲かせていました。ダイコンソウはバラ科の多年草で、北海道~九州、朝鮮半島、中国の山野に自生しています。地際から生える葉(根生葉)が大根の葉に似ていることからこの名が付けられましたが、日本や中国では貧血やむくみに使う薬草として知られています。
 
メマツヨイグサ
明るい広場の脇の草原の中でメマツヨイグサが黄色い花を咲かせていました。メマツヨイグサは夜間に花を咲かせて明るくなると花はしぼむのですが、撮影がまだ朝方だったので花びらを開いていました。メマツヨイグサはアカバナ科の越年草で、原産地は北アメリカです。日本には明治時代に渡来が確認された帰化植物です。日本各地の道ばたや荒れ地、河原などに野生化しています。
桜ヶ丘公園150903ガガイモ連結.jpg 上:オオガンクビソウ / 下:ガガイモ
オオガンクビソウ
丘の上広場の園路際でオオガンクビソウが四方に枝を広げて、その先に下向きの地味な黄色の花を咲かせていました。オオガンクビソウはキク科の多年草で、北海道~本州の中部地方、朝鮮半島、中国東北部に分布しています。枝先に付く頭花は黄色で2.5~3.5cmと大きく、基部には葉状の苞葉が多数輪生して付いています。
 
ガガイモ
東部団地口に続く階段下の植込みの上にツルを絡ませたガガイモが薄紫色の厚みのある星形の花を咲かせていました。ガガイモはガガイモ科のつる性多年草で、北九州以北の日本のほか東アジア一帯に分布しています。花には白い毛が密生していて、その真ん中に雌しべが突き出しています。雄しべは雌しべの根元に集まっています。
桜ヶ丘公園150903コウヤボウキ連結.jpg 上:ホトトギス / 下:コウヤボウキ
ホトトギス
とんぼの広場の池の脇のフェンスから花茎を伸ばしたホトトギスが枝先に紫色の花を咲かせ始めました。ホトトギスはユリ科の多年草で、日本の太平洋側に自生する日本特産種です。日陰のやや湿った斜面や崖、岩場などに見られて、葉の脇に直径2~3cmで紫色の斑点のある花を1~3輪上向きに咲かせます。
 
コウヤボウキ
谷戸の丘中腹の園路際でコウヤボウキが不思議な形をした明るいピンクベージュの花を、この秋初めて咲かせました。コウヤボウキはキク科の落葉小低木で、関東から九州までの山林の日当たりの良いところや乾燥した林内によく見られます。高野山で茎を束ねて箒の材料としたのでこの名があります。
桜ヶ丘公園150903ブルーベリー連結.jpg 上:ヤマホロシの実 / 下:ブルーベリーの実
ヤマホロシの実
とんぼの広場からしょうぶ池に下る階段手前の草むらの中でヤマホロシの実が真赤に熟してきました。ヤマホロシはナス科の半つる性多年草で、北海道、本州、四国、九州の山地の林縁などに生えています。果実は6~7mmの球形で、はじめは緑色をしていますが、秋に赤く熟します。
 
ブルーベリーの実
サービスセンターの敷地内に植えてあるブルーベリーの木に果実がたくさん付いて、赤~黒色に熟してきています。ブルーベリーはツツジ科の落葉低木で、北アメリカ原産の果樹の総称です。果実は北アメリカでは古くから食用とされてきましたが、20世紀に入って果樹としての品種改良が進み、多くの品種が作りだされました。

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