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2015年4月10日

桜ヶ丘公園の動植物情報:4月上旬の野草の花5種と花木の花3種


ソメイヨシノもほとんど散って、花見シーズンも終わろうとしている4月上旬、公園内の野草や花木は次から次へと開花しています。そこで今回は開花した花の中から、野草の花5種と花木の花3種をご紹介いたします。
なお、写真はすべて4月9日に撮影しました。
桜ヶ丘公園15040イチリンソウ連結.jpg 上:ニリンソウ / 下:イチリンソウ
ニリンソウ
うぐいすの道脇のニリンソウ群生地で白い花が開花し始めています。ニリンソウはキンポウゲ科の多年草で、日本、朝鮮半島、中国(北部、東北地方)、サハリン、ウスリー地方に分布しています。多くは1本の茎から2輪ずつ花茎が伸びて花を咲かせるので、これが和名の由来となっています。根茎で増えていくので群落を作ることの多い植物です。
 
イチリンソウ
杉の辻から山の越へ向かう園路沿いに群生しているイチリンソウの花が咲き始めています。イチリンソウもキンポウゲ科の多年草で、本州、四国、九州の落葉広葉樹林の林床や林縁に生えています。同属のニリンソウと同じで、葉や茎は早春に地上部に現れて、初夏には枯れるスプリング・エフェメラルです。花茎の先に花を一輪咲かせるのが和名の由来です。
桜ヶ丘公園150409マルバスミレ連結.jpg 上:ニオイタチツボスミレ / 下:マルバスミレ
ニオイタチツボスミレ
冨士美の丘の明るい草地の中でニオイタチツボスミレが赤紫と白のコントラストの美しい花を咲かせ始めています。ニオイタチツボスミレはスミレ科の多年草で、北海道南部、本州、四国、九州、屋久島に分布しています。日の当たる草地や陽の光の差し込む落葉樹林の下など比較的明るい場所に多く生えています。花は赤紫色で中央部が白く抜けているのが特徴です。
 
マルバスミレ
公園内から野草園に移植したマルバスミレが白い花をたくさん咲かせています。マルバスミレはスミレ科の多年草で、本州の青森県から九州、屋久島、国外では朝鮮半島、中国、シベリアに分布しています。白い花の側弁には毛のあるものと無いものがありますが、毛があるものをヒゲケマルバスミレと呼びます。
桜ヶ丘公園150409ハナカイドウ連結.jpg 上:フデリンドウ / 下:ハナカイドウ
フデリンドウ
連光寺公園南側の明るい草原の斜面で、フデリンドウが茎や葉に比べるととても大きなライトブルーの花を咲かせていました。フデリンドウはリンドウ科の越年草で、北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国、サハリンに分布しています。日当たりの良い、やや乾燥した草原に自生していて、花は日が当たっているときだけ開きます。
 
ハナカイドウ
お花見坂に桜に混じって植えられているハナカイドウが鮮やかなピンク色の花をたくさん咲かせています。ハナカイドウはバラ科の落葉小高木で、中国原産の樹木です。日本には江戸時代に入ってきて、庭木や鉢花、盆栽などで親しまれています。八重咲きのヤエカイドウ、枝垂れ咲きのシダレカイドウ、葉に白い模様の入るフイリカイドウなどの園芸品種もあります。
桜ヶ丘公園150409シダレザクラ連結.jpg 上:オオヤマザクラ / 下:シダレザクラ
オオヤマザクラ
お花見坂の防災パーゴラの後に2本植えてあるオオヤマザクラが、ソメイヨシノの花色より強いピンク色の花で満開になりました。オオヤマザクラはバラ科の落葉高木で、北海道、本州、四国、朝鮮半島、サハリン、南千島に分布する野生種の桜です。ヤマザクラと比べて花や葉が大きいことからこの名前が付けられました。また、花色が淡紅色なのでベニヤマザクラ、北海道に多いのでエゾヤマザクラとも言われます。
 
シダレザクラ
遊びの広場の園路脇のシダレザクラが美しいピンク色の花を華やかに咲かせています。シダレザクラとは、枝が柔らかく枝垂れる桜の総称ですが、いずれもバラ科の落葉高木です。エドヒガンという品種の桜の枝垂れ性のもので、本州から九州、朝鮮半島に分布しています。ヤエシダレやベニシダレなどの園芸品種もあります。

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