お知らせ

2015年3月18日

桜ヶ丘公園の動植物情報:3月中旬の野草4種と花木4種の花

3月の中旬を迎えて、日一日と暖かさが増し、春の気配が濃厚に感じられるようになっています。公園内の草花や花木も次々に花を咲かせ始めています。そこで今回は春を告げる野草の花4種と木の花4種をご紹介いたします。
なお、写真はすべて3月14日に撮影しました。
桜ヶ丘公園150314シロバナタンポポ連結.jpg 上:シュンラン / 下:シロバナタンポポ
シュンラン
雑木林の林床などで枯葉の下から葉をもたげているシュンランが花茎を伸ばしてその先端のつぼみが大きく膨らんできています。この中で早くも開花したものが出てきています。シュンランはラン科の常緑多年草で、日本各地によく見られる野生蘭の一種です。国外では中国にも分布しています。
 
シロバナタンポポ
冨士美の丘に自生しているシロバナタンポポのこの春最初の花が開花しました。シロバナタンポポはキク科の多年草で、本州の関東以西、四国、九州に分布する日本在来種のタンポポです。中国地方や九州など西日本に多く見られるタンポポで、関東地方では比較的珍しい野草です。
桜ヶ丘公園150314アオイスミレ連結.jpg 上:アズマイチゲ / 下:アオイスミレ
アズマイチゲ
林床の枯葉の中から葉を出したアズマイチゲが長い花茎の先に花を咲かせています。アズマイチゲはキンポウゲ科の多年草で、日本、朝鮮半島、サハリン、ウスリー地方に分布しています。春先に花を咲かせますが、頭の上の落葉樹の若葉が広がるころには地上部は枯れてなくなり、翌春まで地中の地下茎で過ごします。
 
アオイスミレ
大松山南斜面にたくさん生えているアオイスミレが花を咲かせ始めています。アオイスミレはスミレ科の多年草で、日本原産のスミレのひとつです。桜ヶ丘公園の位置する多摩地方では多種のスミレの中で一番早く開花するスミレです。葉の形は丸っこく、薄紫色の入った白っぽい色の花もまた丸っこい形をしています。
桜ヶ丘公園150314トサミズキ連結.jpg 上:オニシバリ / 下:トサミズキ
オニシバリ
前回開花をお知らせした、丘の上広場下に生えているオニシバリの花が満開になりました。オニシバリはジンチョウゲ科の落葉性の小低木で、本州の福島県以西、四国、九州に分布しています。落葉というと冬を思い浮かべますが、オニシバリは夏に葉を落として休眠します。このことからナツボウズという別名もあります。
 
トサミズキ
聖ヶ丘口南側の園路脇に植えられているトサミズキがいよいよクリーム色の花を咲かせ始めました。トサミズキはマンサク科の落葉低木で、四国に分布しています。高知(土佐)の蛇紋岩地に多く自生しているのでこの名前が付けられました。
桜ヶ丘公園150314ウメ連結.jpg 上:ブンゴウメ / 下:ウメ
ブンゴウメ
お花見坂の園路の両側に植えられている、桜の木のように背の高いブンゴウメが開花し始めています。ブンゴウメはバラ科の落葉高木で、果樹として日本各地で栽培されています。ウメと比べると全体が大きく丈夫で、花も大型でウメよりもやや遅く3月になってから開花します。
 
ウメ
公園内のウメの花が満開になり、見頃を迎えています。特に、大松山を記念館に向かって登る園路の両脇には白梅と紅梅が競うように咲いていて、目を引きます。ウメはバラ科の落葉高木で、中国原産の樹木です。日本には奈良時代以前に渡来して、改良が進んだために、多くの「実ウメ」、「花ウメ」の品種が作られています。

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