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2015年2月13日

桜ヶ丘公園の動植物情報:2月中旬の野草4種と花木4種の膨らんだ蕾

毎日、厳しい寒さを感じる天候が続きますが、公園内の野草や花木にも春の兆しを見ることができるようになりました。極寒の名か縮こまっていた花の蕾が、ここにきて大きく膨らみ始めています。そこで今回は、野草4種と花木4種の大きく膨らんだ蕾をご紹介いたします。
なお、写真はすべて2月10日に撮影しました。
桜ヶ丘公園150210シロバナタンポポ連結.jpg 上:シュンラン / 下:シロバナタンポポ
シュンラン
雑木林の木の葉が全部落ちて、今は明るい林床に自生しているシュンランの花芽が大きく伸びてきています。シュンランはラン科の多年草で、日本と中国に分布しています。それぞれ日本春蘭と中国春蘭の名で区別されていますが、中国春蘭の中には一茎九花(いっけいきゅうか)といわれる、1本の花茎に複数の花が付くものもあります。
 
シロバナタンポポ
富士美の丘の園路脇に生えているシロバナタンポポにいくつも蕾が付いて、間もなく花を咲かせ始めます。シロバナタンポポはキク科の多年草で、関東以西の本州、四国、九州に分布する日本固有種です。西の方に行くほど多く見られるタンポポで、関東地方では少ない花の白いタンポポとして珍重されています。
桜ヶ丘公園150210フクジュソウ連結.jpg 上:バイモ / 下:フクジュソウ
バイモ
ゆうひの丘裏の栗林脇の積もった枯葉を押し上げて、バイモの茎と蕾が押し上がってきています。バイモはユリ科の半つる性多年草で、中国原産の植物です。日本では農家の庭先などで栽培されているのをよく見かけます。花びらの内側が網目模様になっているので、アミガサユリという別名があります。
 
フクジュソウ
センター前などに植えたフクジュソウの花芽が大きく膨らんで、間もなく黄色の花ソ咲かせようとしています。フクジュソウはキンポウゲ科の多年草で、北海道~九州に分布する日本固有種です。山林に自生していますが、古典園芸植物として江戸時代から多くの園芸品種が作られていて、緋色や緑色の花をつける品種もあります。
桜ヶ丘公園150210サンシュユ連結.jpg 上:ウメ / 下:サンシュユ
ウメ
東部団地口から連光寺公園入口に向かう園路の両側に生えている白梅がいよいよ開花して、蕾も大きく膨らんでいます。ウメはバラ科の落葉高木で、中国原産の樹木です。日本には奈良時代以前に渡来していて、奈良時代には「花」といえばウメを指すことが多かったようです。多くの品種が作られていて、大きくは梅干しや梅酒に実を使う「実ウメ」と、花を観賞する「花ウメ」に分けられます。
 
サンシュユ
お花見坂のメイン園路に沿って植えられているサンシュユの花芽の先が割れ始めて、中の花に黄色が見えています。サンシュユはミズキ科の落葉小高木で、中国、朝鮮半島に分布しています。江戸時代享保年間に挑戦経由で看守の趣旨が日本に持ち込まれて、薬用植物として栽培されるようになりましたが、観賞用として庭木などにも利用されています。
桜ヶ丘公園150210ニワトコ連結.jpg 上:マンサク / 下:ニワトコ
マンサク
ゆうひの丘のマンサクとシナマンサクの中でも早咲きの木は花が満開になっていますが、遅咲きの蕾も開花直前の大きく膨らんだ姿となっています。マンサクの仲間はマンサク科の落葉小高木で、日本の本州の太平洋側から九州に分布するマンサクと、中国原産で冬の枯葉が春まで落ちないシナマンサクが良く知られています。
 
ニワトコ
公園内のあちらこちらに生えているニワトコの冬芽が大きく膨らんで、少し葉が広がりかけているものもあります。ニワトコはスイカズラ科の落葉低木で、日本の本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国に分布しています。山野にふつうに生えていますが、幹の根元からよく分枝するので、生垣や庭木として植栽されます。

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