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2014年11月 7日

桜ヶ丘公園の動植物情報:11月初旬の紅葉2種と樹木の実と花4種、草花2種

11月初旬のこの時期、秋が深まって朝夕はすっかり肌寒くなりました。公園内の樹木や野草もすっかり晩秋の装いとなっています。そこで今回は、いよいよ始まった紅葉2種と樹木4種の実と花、そして草花を2種をご紹介いたします。
なお、写真はすべて10月29日に撮影しました。
桜ケ丘公園141029ハナミズキ連結.jpg 上:ドウダンツツジの紅葉 / 下:ハナミズキの紅葉
ドウダンツツジの紅葉
さとやまくらぶから杉の辻への園路際や東部団地口外の飛び地などに植えられているドウダンツツジが真っ赤に染まり始めています。ドウダンツツジはツツジ科の落葉低木で、本州、四国、九州の温暖な岩山に生えていますが、自生地は限られています。真っ赤な紅葉が見事で、新緑の葉や白い花がたくさん垂れ下がる様も美しいので、庭木や植込みなどに多く植えられています。
 
ハナミズキの紅葉
飛び地に植えられているハナミズキの葉が深みのある紅色になっています。ハナミズキはミズキ科の落葉高木で、北アメリカ原産の樹木です。日本へは、アメリカ合衆国ワシントンDCへソメイヨシノを贈った返礼として1915年に送られてきたのが始まりで、今では日本各地に植えられています。日本産で近縁種のヤマボウシに似ていることからアメリカヤマボウシと呼ばれることもあります。
桜ケ丘公園141029サネカズラ連結.jpg 上:クコの実 / 下:サネカズラの実
クコの実
拓魂碑の広場脇などに植えられているクコの実が赤く熟しています。クコはナス科の落葉低木で、中国原産の樹木です。現在では日本や朝鮮半島、台湾、北アメリカなどにも外来種として分布を広げています。クコの実は酒に漬け込んでクコ酒とするほかに、生食やドライフルーツにして食べられます。また、薬膳として粥の具にもされます。
 
サネカズラの実
灌木やフェンスなどに絡みついて伸び上がっているサネカズラの実が赤く色づき出しました。サネカズラはマツブサ科の常緑つる性本木で、関東地方以西の日本、朝鮮半島南部、中国、台湾に分布しています。雌雄異株ですが、雌花は結実するとふくらんで、10月頃からキイチゴを大きくしたような真赤な集合果を作ります。山野に自生していますが、庭園に植えたり、盆栽として栽培されることもあります。また昔、つるから粘液を採って整髪料として使ったのでビナンカズラという別名があります。
桜ケ丘公園141029ジュウガツザクラ連結.jpg 上:ゴンズイの実 / 下:ジュウガツザクラ
ゴンズイの実
公園内のあちこちに生えているゴンズイの果実の真っ赤な果肉がはじけて、中から現れた黒い実とのコントラストが美しく感じられます。ゴンズイはミツバウツギ科の落葉小高木で、本州の関東地方以西~九州、沖縄、国外では朝鮮半島、中国、台湾に分布しています。和名は、毒を持つ海水魚のゴンズイと同様に「役に立たない」木だからとも、樹皮の模様が魚のゴンズイに似ているから付けられたとも言われています。
 
ジュウガツザクラ
駐車場脇に植えられているジュウガツザクラが、今月に入ってどんどん花数を増して、花を咲かせています。ジュウガツザクラはバラ科の落葉小高木で、桜の園芸品種です。エドヒガン系列の桜でコヒガンとの雑種とされています。10月頃と4月上旬の年2回開花しますが、花は中輪の八重咲きで花の縁が薄く紅色になります。名前の通り10月頃に花を咲かせますが、花の大きさは春の方が大きくなります。
桜ケ丘公園141029ツワブキ連結.jpg 上:ヤクシソウ / 下:ツワブキ
ヤクシソウ
ひぐらし坂付近に多く生えているヤクシソウの黄色い花が咲き出しています。ヤクシソウはキク科の越年草で、日本、朝鮮半島、中国、台湾、インドネシア、ベトナム、インドなどに広く分布しています。日当たりの良い乾いた山野に生えますが、石灰岩、蛇紋岩地帯の岩壁にまで自生しています。新しく作った林道の脇の斜面の裸地に真っ先に進入してくるパイオニア植物でもあります。
 
ツワブキ
ひぐらし坂の石垣の間に植えられているツワブキが長く伸ばした花茎の先に大きな黄色の花をいくつも咲かせています。ツワブキはキク科の常緑多年草で、本州の福島県・石川県以西~九州、沖縄、国外では朝鮮半島、中国、台湾に分布しています。低地から山地の日陰や海岸に多く自生している植物です。日本庭園の石組みや木の根元などに好んで植えられる植物でもあり、斑入りの葉を持つ品種もあります。

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