お知らせ

2014年9月16日

8月、9月のイベント報告と9月のイベント予定

桜ヶ丘公園140824藍の生葉染め連結.jpg 8月24日の「藍の生葉染め教室」の様子
平山城址公園140906キノコ観察会連結.jpg 9月6日の「平山城址公園キノコ観察会」の様子とナラタケモドキ
桜ヶ丘公園140913鳴く虫観察会連結.jpg 9月13日の「夜の鳴く虫観察会」の様子とクツワムシ
キノコ観察会連結.jpg 上/タマゴタケ 下/カラカサタケ
1.「藍の生葉染め教室」の報告
8月24日日曜日の午前10時から12時まで、桜ヶ丘公園のさとやまくらぶで「藍の生葉染め教室」が行われました。当日は薄曇りのこの時期としてはすごしやすい天候で、18名の参加予定者があり(参加は16名)、さとやまくらぶの中では手狭になりそうでしたので、入り口前にテントを張って戸外での教室が開催されました。
「藍染め」というと、一般の方のイメージでは発酵させた藍を入れた藍甕に木綿布や糸を浸けて紺色に染めるというものと思われますが、今回の「藍染め教室」の染め方は全く異なります。それは「藍の生葉染め」ですので、火や薬品を使わず、生の葉のしぼり汁に直接シルクの布を浸けて染める、自然にやさしく、子供でも染められる安全な染色法です。
「藍染め教室」の講師は、「藍の生葉染め」については経験も豊富で、教室の講師も数多く勤めている方です。教え方はとてもわかりやすく、しかも合理的な教え方を伝授していただいたので、参加者の方々は良く理解してうまく染めることができました。
まずは講師から、今日の教室で使う藍の生葉とはどのような性質を持った植物かなどを、やはり実から同じようにブルーの染料が採れるクサギの小枝を見てもらいながら説明を受けて、更に今日の生葉染めの工程を詳しく教えていただきました。
そして実際の染めの実習に入っていきましたが、その工程は、①生葉を手で摘む、②ミキサーに水と一緒に葉を入れて攪拌する、③これを布袋に入れて濾し、青汁を作る、④この青汁にシルクの布を浸して染料を良く吸わせる、⑤取り出した布を外で広げて振り、よく空気に晒す、⑥これを5回繰り返す、⑦色止めの媒染剤・オキシドールを入れた水に浸ける、⑧水洗いをした上で戸外に干して乾かす、というもの。これでシルクのスカーフはきれいなライトブルーに染まります。
参加者の方々は染めの段階でどんどん変わっていく色に驚きの面持ちを隠せなかったり、完成したスカーフの色の美しさに感激したりと、あちこちで歓声が上がっていました。
このように大好評に終わった「藍染め教室」でしたが、最後に書いてもらった感想文でも、「経験豊かな先生で、とても分かりやすかった」、「楽しくて、またやりたいと思った」、「色の変化が素晴らしかった」と大感激の様子で、皆さんはライトブルーに染め上ったシルクのスカーフを大事そうに持って帰られました。

2.「平山城址公園キノコ観察会」の報告
9月6日土曜日の10時から12時に「平山城址公園キノコ観察会」が開催されました。当日は薄曇りの蒸し暑い天候でしたが、集合場所の平山城址公園駅前には男の子2人を含めて23人の参加者が集まってきて「キノコ観察会」が始まりました。今回は東京都や八王子市、日野市の広報やラジオなどでこの「キノコ観察会」が紹介されたため、応募者は111名もあり、抽選で当たった幸運な方たちが参加されたのです。今回の「キノコ観察会」の講師は「多摩丘陵の自然を守る会」の桃井先生に担当していただきました。また、公園職員6名と丘陵地ボランティア8名がこのイベントの運営を担当しました。
まずは駅前を出発してから、宗印寺の横を通って、平山城址公園の北中央口までの上り坂を全員で歩いて行きました。北中央口を入ってトイレ前で休憩を取った後いよいよキノコ観察の開始です。くぬぎの道から猿渡の池、そして東園へと進んでいくと、すぐにナラタケモドキなどのキノコがちらほらと生えているのを観察することができました。中央広場の横を通って展望広場に登り、ここからの眺望を楽しんだ後、思い出の回廊に下っていくと、本格的なキノコ観察ができるようになりました。ここでは、立派に生えているシロテングタケやおいしそうなアラゲキクラゲ、そしてアンパンのような形をしたノウタケなど10種以上のキノコを見つけて桃井先生に解説をしていただきました。参加者の中にはキノコの名前などは驚くほどよく知っている男の子が一人いて、桃井先生に専門的な質問をしたりして、嬉しそうにはしゃいでいました。また、このほかの大人の参加者もキノコの説明に熱心に耳を傾けて、十分に楽しんでいる様子でした。
このようにして「キノコ観察会」は楽しい雰囲気の中で時が過ぎ、12時前に終了しましたが、この後中央広場に戻って、ここで参加者の方々にアンケートを記入していただき、解散となりました。アンケートには「この公園でこのようなテーマを持った観察会ができるとは思っていなかったのでうれしかった」、「ノウタケが面白かった」などの感想が書かれていました。また、桃井先生にキノコだけでなくほかの植物の説明もしていただいたこともあって、「草花の説明までしてもらって、とても良かった」との感想も寄せられ、この観察会に参加してとても満足したとの思いが良く伝わってきました。

3.「夜の鳴く虫観察会」の報告
9月13日土曜日の午後6時半から毎年恒例の「夜の鳴く虫観察会」が開催されました。集合場所のさとやまくらぶには開始時間までに参加者16名(うち6名が子供)と雑木林ボランティアの方が8名、そして進行役の公園職員7名が参集しました。今回の講師は丘陵地レンジャーとボランティアの方1名が担当して、参加者を2班に分けて案内することになっています。
6時半にまず、さとやまくらぶ内で丘陵地レンジャーが今夜歩くコースと鳴く虫の簡単な説明をしました。コースは「さとやまくらぶ→杉の辻→山の越→大松山の登り道→丘の上広場→記念館前→S字カーブの下り園路→山の越→杉の辻→さとやまくらぶ」と回ります。
その後すぐにアオマツムシの大合唱を聞きながら出発、杉の辻を通って大松山に向かいました。杉の辻のあたりからは早もクツワムシの声が聞こえてきました。鳴き声に近づいてライトを当てるのですがなかなか見つかりません。それでも大松山の登り口で草の葉の上に茶色のクツワムシを発見して、みんなで観察することができました。ここから大松山を登って、樹液を出しているクヌギの木を観察することになりました。行ってみると、樹液の出ている幹の上にはコクワガタが何匹も集まっています。子供たちはこれを見てまたもや大興奮です。
丘の上広場から記念館前を通ってS字カーブの下り園路に向かいましたが、途中でトイレの中で幾種類ものガや、なぜか床を歩いていたオケラを見たり、木の根元にいたカマドウマなどを観察しながらS字カーブを下っていくとまたもやクツワムシの鳴き声が聞こえてきます。そして、ここから山の越を通って杉の辻までの間に鳴き声や数匹のクツワムシの姿、中には緑色のクツワムシも見ることができ、参加者の方々も満足されていました。毎年「夜の鳴く虫観察会」を開催している公園職員から見ても、今回の茶色と緑色クツワムシが確認できたことはまれで驚かされました。
杉の辻を通って8時15分ごろにはさとやまくらぶに全員が帰ってきましたが、ここで今夜観察した虫の名前合わせをしました。上げてみると20種以上の虫を観察することができたという結果になりました。最後に参加者全員にアンケートを書いてもらって今回の観察会は予定通り8時半に終了しましたが、「とても勉強になり楽しかった」、「クツワムシに出会えたことを感謝します」などの感想が寄せられました。特に「楽しかった」という感想はほとんどの参加者の方から挙げられたことからみても、今回の「夜の鳴く虫観察会」は大成功だったといえるでしょう。

4.長沼公園「キノコ観察会」の予定
長沼公園は多摩丘陵の一角にあり、クヌギやコナラ、エゴノキなどの雑木林に覆われた丘陵地公園です。9月下旬の秋の気配が感じられるこの時期、雑木林の中ではさまざまなキノコも生え始めています。キノコの観察を楽しみながら美しい雑木林の自然を満喫してみませんか。
皆様のご参加をお待ちしています。
(1)日  時  平成26年9月20日(土)10時~12時 ※小雨決行
(2)場  所  長沼公園(八王子市長沼町ほか)
(3)集  合  10時 京王線「長沼駅」改札口前 
(4)内  容  長沼公園内を歩いてキノコを見つけて観察します。
(5)参加費  50円
(6)服装・持ち物  動きやすい服装と靴、飲み物、虫刺されスプレー、虫刺され用薬、雨具等
(7)定  員  20人(申込多数の場合は抽選)
(8)申込方法  往復はがき(1枚に2名まで)に参加者全員の①住所②氏名(ふりがな③年齢④電話番号をご記入の上、以下までお申し込みください。
          【申込先】〒206-0021 多摩市連光寺5-15
          桜ヶ丘公園サービスセンター 「長沼公園キノコ観察会」係
          【締切日】9月5日(金)当日消印有効
(9)問い合わせ先  桜ヶ丘公園サービスセンター 電話:042-375-1240


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