お知らせ
2021年7月31日
今日ツクツクボウシが鳴き始め、園内のセミが出そろいました。
草原や畑の脇ではショウリョウバッタやクルマバッタモドキが盛んに跳ぶようになりました。
鳴く虫はもう成虫が活動しているものと、これから成虫になるものの幼虫が混在している状況です。
頭と胸部背面が金緑色でさやばねが金属光沢のある褐色の小さな甲虫で、園内では夏にたくさん見られます。今回はヤブガラシの花に来ていました。
成虫でもはねが小さくて飛べません。乾いた草丈の低い草地で見られます。よく似たヒメギスははねが長く、湿生草地に生息しています。成虫期は6月下旬~9月上旬頃です。
林やそのへりで見られる小型のキリギリスの仲間です。成虫は晩夏~晩秋に見られ、緑色型と褐色型がいます。幼虫は黒っぽく、アリに擬態しているといわれています。
木の幹や杭などの上でよく見られるコオロギに近い仲間ですが、成虫も鳴きません。成虫は、晩夏から秋に見られます。
年2回、初夏と真夏に見られる小さなチョウです。写真はオスで、メスは明るい色の部分がクリーム色で範囲が小さめです。園内では林のへりなどで見られますがやや少ないです。