2021年6月12日
6月2週目の花 ~6月12日版~
今回はナガバハエドクソウ、ヤブレガサ、ツユクサ、ストケシア、オトギリソウ
をご紹介いたします。
それ以外にも、雑木林のムラサキシキブや草原のヒメジョオン、広場などのシロツメクサやネジバナ、植栽木ではアジサイが見ごろです。
日陰ではドクダミが盛んに咲き、アカメガシワの花も咲き始めました。
野草見本園では、ヘメロカリスやフイリオオバギボウシも咲いています。
ナガバハエドクソウ
雑木林にたくさん自生しています。6~8月頃にピンク色の花がまばらな花序の穂になって咲きます。
ヤブレガサ
雑木林に自生し、しばしば群生します。早春の芽生えの様子が敗れた番傘を連想させるのでこの名があります。花にはシロチョウ科のチョウがよく飛来します。
ツユクサ
草地や林縁に多く、青い花が初秋まで咲きます。黄色い部分は仮おしべで、本物のおしべは前に突き出た地味な方です。
ストケシア
北アメリカ南西部原産のキク科の多年草で、園内ではパークセンター近くのケヤキの木の下の花壇で見られます。6~7月にかけて紫色の花が見られます。
オトギリソウ
明るい草地で見られ、夕方や日差しのない日は咲かないことがあります。園内では里山広場奥の階段脇などで見られ、花期は初秋までです。