2021年5月 8日
5月2週目の昆虫 ~5月8日版~
今日はイチモンジチョウが飛んでいました。例年なら今月下旬から見られるチョウです。
この他オオヤマトンボが大田切池で飛び始め、初夏の昆虫たちの季節が早めに訪れています。
気温が高い年は夏までは生きものが早めに現れます。
今年は今のところ早めに出現する傾向です。
イタドリハムシ
イタドリやスイバなどの葉を食べますが、今回は桑の葉の上にいました。周囲の草刈でイタドリなどの葉がなくなったため移動してきたと思われます。
キマダラカミキリ
茶色と淡黄色の混じり合った色合いのカミキリムシで、初夏から夏によく見かけます。
ダイミョウセセリ
初夏から初秋にかけて年数回発生します。はねを広げてとまることが多いです。幼虫の食草はヤマノイモ科です。
ホソミイトトンボ
腹部先端が2節水色です。年2回発生し、成虫で越冬します。元々西南日本のトンボでしたが、現在では関東地方でも定着しています。
シオヤトンボ
4~6月頃見られるやや小型のトンボで、園内では数年前から見られなくなっていましたが、今年は多数発生しました。写真はオスで、成熟するとこのように胴体が白くなります。