2021年5月 2日
5月初めの花 ~5月2日版~
今回は5月初めの明るい草原や広場などで見られる花を紹介します。
この他にも、キツネアザミ、オオジシバリ、イヌガラシ、コウゾリナ、カントウタンポポ、ムラサキサギゴケ、ハルジオンなどの花も見られます。
雑木林では、ミヤマナルコユリやハンショウヅルなどが見ごろで、まもなくフタリシズカなども咲くでしょう。
ブタナ
ヨーロッパ原産で、よく群生します。タンポポに似ていますが、花の柄が緑色で細く、根生葉に白い軟毛が多いです。秋まで断続的に花期が続きます。
オヘビイチゴ
ヘビイチゴに似ていますがイチゴ状の実はできません。葉が5枚ずつ(ヘビイチゴは3枚ずつ)出ます。花期は晩春から初夏にかけてです。
シロツメクサ
ヨーロッパ原産で、園内では里山広場などで群生しています。4月中旬から秋にかけて白い花が咲きます。
アカツメクサ
ヨーロッパ原産で、園内では南大沢口から水辺広場に向かう園路脇などで群生しています。4月中旬から秋にかけて赤い花が咲きます。
ヤセウツボ
地中海沿岸地方の原産で、アカツメクサなどの根に寄生します。園内では数年前までかなり多く見られましたが現在はやや少なくなりました。