2021年3月15日
3月中旬の小山内裏公園の花 ~3月15日版~
例年より早めに春の花が咲き始めています。
コブシやキブシが見ごろになり、カタクリも三~五分咲きくらいになりました。
植栽木では、サンシュユ、ロニセラ、ツバキなどの花がまだまだ咲いている他、アンズの花も見ごろになっています。
ユキヤナギやレンギョウもだいぶ咲いてきました。
キブシ(左:雄花、右:雌花)
雑木林に自生する落葉小高木で、クリーム色の花が穂になって咲きます。花期は3月中旬~4月上旬頃です。雌株にはブドウの房状の実がなります。
ヤドリギ
常緑性で、自分でも光合成をします。園内では尾根緑道沿いのエノキの木に寄生しているのが見られ、2月末~3月頃に黄色い花が咲きます。
クロモジ
雑木林に自生する落葉低木で、淡い黄緑色の花が例年なら4月前半頃に咲きます。今年は少し前から徐々に咲き始めています。
ノジスミレ
農村的な環境を好むといわれる野生のスミレで、園内ではやや少ないです。例年より早めに咲き始めました。
カタクリ
園内では野草見本園や鮎道沿いで見られる他、サンクチュアリ内で2か所自生地があります。今日の時点で三~五分咲きくらいでした。