2020年10月 3日
10月上旬の花 ~10月3日版~
園内ではヒガンバナがまだ咲いていますが、キンモクセイの香りも漂い始めています。
津島谷戸のツリフネソウや九反甫谷戸のキバナアキギリも見ごろです。
花壇ではキバナコスモスやセンニチコウ、マリーゴールドの花が咲き、草原のススキや湿地のオギの穂が見ごろです。
ヤマハッカ
林に近い場所の土手などで見られるのですが、園内では主に内裏池上手の山際で見られます。ハッカのような芳香はなく、花期は9月末~10月中旬頃です。
ヤブマメ
薄紫色の花が咲くつる植物で、明るい林のへりや草原で見られます。園内ではあちこちで多いですが、花が咲く株はやや少ないです。花期は9月下旬~10月中頃です。
マヤラン
クリーム色と赤紫色の混じったような色合いのランの一種で、林の下で見られます。花は6~10月にかけて断続的に咲きます。
サガミラン
マヤランに似ていて全体に白っぽいです。マヤランの色彩変異とも言われていましたが、遺伝子が異なっていて別種との見解が近年は支持されているようです。
カシワバハグマ
9月後半~10月中頃にピンク色の花が咲きます。雑木林の下に生えますが、当公園では園路沿いでは見られません。葉がカシワに似ているためこの名がありますが、類縁関係はありません。