2020年3月 9日
3月2週目の花と野鳥 ~3月9日版~
カタクリをはじめ春の花が順調に咲き始めました。
これからコブシ、クロモジ、タチツボスミレなども咲き始め、春本番を迎えていくでしょう。
野鳥は今回紹介するシロハラの他にもコガモやアオジなどの冬鳥がまだいる一方、繁殖期を迎えてペアになったりさえずりを始めたりしているものも多くなっています。
フサザクラの花
園内では大田切歩道橋付近や九反甫谷戸などに自生する落葉高木で、3月中旬から下旬にかけてやや暗い赤色の花が見られます。
ヤドリギの花
エノキなどの木に寄生する一方で自分でも光合成をする常緑樹です。3月前半頃に黄色い花が咲き、園内では尾根緑道沿いで一か所見られます。
キランソウの花
日当たりのよい土手などで地面にへばりつくように平たく同心円状に生え、紫色の花が咲きます。花期は晩秋まで断続的に続きます。
シロハラ
ツグミの仲間の冬鳥で、林やその周辺で地上の落ち葉をひっくり返して虫を探して食べます。キョキョキョ…などと鳴きます。
カタクリの花
鮎道沿いに群生地があり、昨日まではつぼみでしたが、早くも咲き始めました。雑木林の北向き斜面に生え、しばしば群生します。花期は今月下旬頃までです。