2019年12月24日
12月下旬の植物と野鳥 ~12月24日版~
紅葉が終わり落葉樹の葉は大半が落ちてきて、雑木林では野鳥が観察しやすい季節になりました。
今回紹介した以外にも、雑木林にはカラ類やコゲラ、ルリビタキ、ウグイスなどが、大田切池にはカワウなどが、広場にはハクセキレイなどが見られます。
他にも姿は見えにくいですが、コジュケイやキジも園内で暮らしています。
ウグイスカグラの花
雑木林に自生する他、植栽もされる落葉低木で、ピンク色の花が2月後半~4月前半に咲きますが、駐車場奥の株は例年12~1月から咲きます。
フデリンドウの冬芽
明るく草丈のごく低い場所に自生し、春に青い花が咲きます。小さな冬芽で越冬します。園路沿いでも群生しますが、冬の間は目立ちません。
メジロ
緑色の小さな鳥で、一年中見られます。甘い果実や花の蜜を食べる様子が、しばしば見られます。目のまわりが白いのが特徴です。
モズのメス
くちばしが鋭く曲がっていて、主に昆虫や小動物を食べます。オスは目のあたりの黒帯が明瞭です。園内では一年中見られます。
アオサギ
多摩丘陵周辺には一年中いますが、園内には大田切池などに時々飛来する程度です。園内最大の野鳥で、はねは青というより灰色に近い色合いです。