2019年6月17日
6月3週目の昆虫 ~6月17日版~
大田切池では白黒のパンダ模様のコシアキトンボや真っ赤なショウジョウトンボが飛び始めました。
内裏池ではシオカラトンボや大きなクロスジギンヤンマが目立ちます。
たくさん発生したキアシドクガはほぼ終息しました。
あと2週間ほどでニイニイゼミやヒグラシが鳴く季節となります。
アカシジミ
年1回、5月末~6月頃に見られる小さなチョウで、園内では雑木林やその周辺で毎年見られます。幼虫はコナラやクヌギの葉を食べます。
ウラナミアカシジミ
アカシジミとほぼ同じ時期に同じような場所で見られます。色も似ていますが、はねの裏に波のような黒いすじが多数あります。
フタオビミドリトラカミキリ
暖かい地方の海岸沿いに多いカミキリムシで、内陸ではやや少ないです。幼虫はアカメガシワやスダジイなどの材を食べます。
キスジセアカカギバラバチ
卵は葉に産み付けられ、それをチョウやガの幼虫が食べるとその体内でこのハチの幼虫が生まれ、宿主に寄生するハエの幼虫を食べて育ちます。
ホタルガ
黒いはねと赤い頭部がホタルを連想させることからこの名がつきました。年2回今頃と9月頃に発生し、幼虫はヒサカキなどの葉を食べます。