2019年6月 8日
6月2週目の花いろいろ ~6月8日版~
雑木林ではクマノミズキやムラサキシキブが咲き始めました。
その他、雑木林ではテイカカズラ、ホタルブクロ、クリ、ドクダミなどが咲き、草原ではブタナ、シロツメクサ、アカツメクサ、ヒメジョオンの花が咲いています。
植栽木では今回紹介した以外に、アジサイ類が見ごろです。
キンシバイ
黄色い花が咲く中国原産の半落葉性低木で、園内では南東側の調整池の周囲に植栽されています。ビヨウヤナギに似ていますが、おしべが短いです。
ビヨウヤナギ
中国原産の半落葉性低木で、園内では尾根緑道西端などに植栽されています。柳の仲間ではなく、オトギリソウ科です。
ミヤコグサ
明るく草丈の短い草原に生えるマメ科の植物です。花期は5~7月頃で、園内では定期的に草を刈る場所で見られ、次の草刈期(7月)前まで咲いています。
ギンリョウソウ
自分で光合成をせず、樹木の根と共生する菌類が作る養分をもらって生きています。花期は5月末から6月頃です。
イチヤクソウ
雑木林の下に生えますが、園内では少なく、鮎道沿いなどにあります。花期は短く、今年は咲いた直後に雨が続いたため早くも盛りを過ぎています。