2019年6月 2日
6月初めの生きものいろいろ ~6月2日版~
6月になり、ヤマアカガエルがオタマジャクシから小さなカエルの姿に変わって上陸し始めています。
昆虫では、モンシロチョウの夏型や、イチモンジチョウ、アカシジミなどのチョウの他、キアシドクガもまだ飛んでいます。
野鳥では、ホトトギスが飛来し、シジュウカラなどは最初のひなが巣立ち始めています。
ヤマアカガエルの子ガエル
まだオタマジャクシの状態のものもいますが、小さなカエルになって上陸するものも出てきました。上陸後しばらくすると、水辺から離れて林に移動します。
シュレーゲルアオガエルの卵塊
園内では絶滅寸前に減ってしまいましたが、サンクチュアリの池に卵塊がありました。泡の中にクリーム色の卵の粒があります。
ジンガサハムシ
陣笠のような丸い形で金属光沢があります。ヒルガオの葉を食べ、食べ跡は丸い穴となります。園内では初夏に時々見つかります。
コマルハナバチ♂
丸いぬいぐるみのような形のハチで、女王と働きバチは黒地におしりの先がオレンジ色です。オスは初夏にだけ現れ、レモン色です。
アオサギ
園内最大の野鳥で、主に大田切池で一年中見られます。木にとまって休んだり、池の魚を捕食したりします。飛ぶ時は首をZ型に曲げます。