お知らせ

2019年5月11日

5月2週目の昆虫いろいろ ~5月11日版~

ようやくトンボが発生し始め、今回紹介する以外にも、シオカラトンボやショウジョウトンボも水辺に近い草地などで見られるようになりました。

春のチョウは次第に姿を消して、コジャノメ、クロヒカゲ、アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモン、コミスジといった初夏のチョウが飛ぶ時期になっています。
小山内裏公園190511コチャバネセセリ (2).jpg コチャバネセセリ 初夏と真夏の年2回発生する小さなチョウです。類似種は多いですが、翅脈(はねのすじ)が目立つのが特徴です。幼虫はササやメダケ類を食べます。
小山内裏公園190511マルカメムシ.jpg マルカメムシ 成虫は春から秋に見られ、成虫で越冬します。クズの茎に集団でいることが多く、刺激すると悪臭を出します。
小山内裏公園190511クロウリハムシ.jpg クロウリハムシ ウリ科の野菜類の他、カラスウリなどの野生のウリ科植物や、様々な植物の葉を食べます。春~秋に見られ、成虫で越冬します。園内では普通に見られます。
小山内裏公園190511ハラビロトンボ.jpg ハラビロトンボのオス 4月末~7月頃に見られ、メスと未熟個体は黄色っぽい色合いです。オスはこの写真のように黒くなった後、青灰色になります。
小山内裏公園190511クロスジギンヤンマ♀.jpg クロスジギンヤンマの産卵 成虫は4月末から7月頃に見られる大きなトンボで、メスは単独で水面付近の枯草などに産卵します。オスは胴体に青紋がたくさんあり美しいです。

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