2019年4月 7日
4月上旬の昆虫と花いろいろ ~4月7日版~
3月下旬以降の寒の戻りで、それまで早めに咲き進んでいた春の花が少し平年並みに戻ってきました。
ヤマザクラやソメイヨシノばかりでなく、タマノホシザクラもかなり見られる状態で咲いていました。
中旬にはそれらに代わりイチリンソウ、ニリンソウ、フデリンドウが見ごろになります。
モンシロチョウなどの昆虫も見られます。
モンシロチョウ
春から秋まで年数回発生し、春先の成虫は小さいです。似たチョウは多いですが、前ばねに2個、後ろばねに1個黒紋があるのが特徴です。
ナナホシテントウの幼虫
成虫で越冬しますが、早くも幼虫が活動しています。成虫、幼虫とも主に草につくアブラムシを食べます。
ハルジオン
春に咲きます。ヒメジョオンに似ていますが、花期に根際の葉があること、上部の葉は茎を抱くこと、茎が中空であることなどの特徴があります。
ダイオウグミ
トウグミの園芸品種で、春に花が咲き初夏に1.5~2cmの赤い実がなります。園内では里山広場西にある畑の向かい小高い斜面地にあります。
ミツバアケビ
木性つる植物で、ワインレッドのような花が春に咲きます。ブドウの房状につく雄花と3枚の花弁状のがく片がある雌花が同じ株で咲きます。