2019年3月 2日
3月初めの動植物いろいろ ~3月2日版~
2月中旬頃からヤマアカガエルの産卵が断続的にあったため、池には丸い卵塊が見られます。
カエルを狙ってこの時期はアオサギやダイサギが園内に飛来しますが、今年も先月下旬以降よく飛来するようになりました。
カワウも連日大田切池にいます。春の花はつぼみが大きくなってきたものが増えてきました。
シュンランのつぼみ
3月中頃から4月頃に雑木林の下で咲きます。明るい緑色の細い葉が特徴で、パークセンターの近くの野草見本園にも植栽されています。
ニワトコの新芽
園路脇などに自生している落葉中~低木で、4月中旬から下旬頃にクリーム色の小さな花が上向きに集合してカリフラワーのように咲きます。
アカバナミツマタの花芽
パークセンターの前に植栽されている落葉低木で、3月後半から4月に朱色の花が咲きます。ミツマタは和紙の原料として有名な木で、その園芸品種です。
ヤマアカガエル(左)とその卵塊(右)
2月から3月初め頃に池や田んぼに丸い卵塊を生み、4月末頃まで再び冬眠します。3~6月頃にオタマジャクシが見られます。
アオサギ
留鳥ですが、産卵のために目覚めたヤマアカガエルを狙って早春によく見られます。からだはほぼ灰色で、くちばしは黄色です。園内最大の野鳥です。