2019年2月18日
2月3週目の動植物いろいろ ~2月18日版~
今日は久々に暖かく穏やかな一日でした。
まだ春本番までは間があるものの、夏に花が咲くキツネノカミソリの若葉が出始め、サンシュユの花芽も膨らんできて、少しずつ季節が進んでいます。
丸いヤマアカガエルの卵塊が、サンクチュアリの休耕田に続いて調整池でも見つかりましたが、少雨が続きカエルには厳しい気候です。
カジイチゴの冬芽
手のひら状の葉がまだ残っていますが、春には落葉して若葉に入れ替わります。4月頃に白い花が咲く木イチゴの仲間です。
スギの雄花
2月から4月頃まで花粉が飛ぶ風媒花です。まだ花粉が飛散するピークにはなっていませんが、橙色の雄花が枝先にたくさんついています。
タヌキの足跡
タヌキはイヌ科の動物なので、足跡は犬に似ています。冬も冬眠せず活動し、同じエリアに暮らすタヌキ同士は同じ場所に糞をする性質があります。
エナガの巣
エナガは樹林地で一年中見られる小鳥で、早い時期から繁殖が始まります。巣は木の股にコケなどで覆ってコブ状に造り、目立ちません。
シメ
主に樹林地でみられる冬鳥で、太いくちばしと小太りの体形が特徴です。ピチッ、などと鳴きます。数年前までは多い鳥でしたが、近年園内ではやや少ないです。