2019年2月 3日
2月初めの野鳥と昆虫 ~2月3日版~
今冬はこれまでのところ雪や雨が少なく乾燥気味で穏やかな日が多くなっています。
冬鳥は昨年と違いイカルが飛来せず、シメ、シロハラ、ツグミもあまり見ません。
カラ類などの小鳥は混群で行動していますが、シジュウカラなどはさえずりが始まっています。
少し前から帰化鳥のソウシチョウが尾根緑道西端付近によくいます。
アオジ
秋~翌春に見られ、強めにチッと一声ずつ鳴きます。やぶや林にいることが多く、時々やぶの外の木立や地上に出ます。オスは顔が黒っぽいです。
コゲラ
雑木林で一年中見られる小さなきつつきで、ギー、などと鳴きます。木をつつく音もよく聞こえます。
ハクセキレイ
パークセンターのそばや広場などで一年中見られます。顔が白く背中が冬は雌雄とも灰色で、目のあたりに黒い線があります。チチン、チチン、などと鳴きます。
クワコのまゆ
カイコガの祖先といわれる野生のガで、幼虫はクワの葉を食べます。成虫は年2~3回発生し、秋にまゆの中でさなぎになって越冬します。
ヤマガラ
雑木林で一年中見られる小鳥で、おなかの茶色が特徴的です。冬はシジュウカラなどと混群を作って行動することが多いです。ニーニーニー、などと鳴きます。