2019年1月26日
1月4週目の動植物 ~1月26日版~
今冬は昨冬に比べ暖かい傾向が続いています。
植物は、冬の花が少し咲いている他、種をつけているものや冬芽やロゼットで越冬するものが見られます。
昆虫では寒さに強いハナアブ類などが晴れた日に見られます。
野鳥はツグミや昨年多かったイカルなどが見られませんが、ルリビタキなどは園内に定着しているようです。
コウヤボウキの綿毛
雑木林に自生し晩秋に花が咲きます。タンポポのような綿毛つきの種を冬に飛ばします。草のようですが小低木で、若い枝には冬芽がついています。
枯葉がついたままのヤマコウバシ
雑木林に自生する落葉小高木で、枯葉が冬中ついています。4月末頃に緑色の地味な花が咲き、秋に黒い実が熟します。
ハナアブ
成虫で越冬しますが寒さに比較的強く、冬も暖かい日に活動します。梅などの冬に咲く虫媒花を訪れたり、日光浴をしたりする様子が見られます。
タヌキのため糞
タヌキは冬眠せず冬も活動します。園内とその周辺にも生息していて、仲間同士同じ場所に糞をする性質があります。
カワラヒワ
園内とその周辺で一年中見られます。くちばしが太くて丈夫で、固い木の実などをよく食べます。この日はケヤキの種を食べていました。