2018年11月 4日
11月初めの動植物いろいろ ~11月4日版~
花は少なくなり、下記以外ではコウヤボウキ、センブリ、ヤクシソウなどの野草や、ノコンギク、ホトトギス、ツワブキといった野草見本園の花や花壇の花が見られる程度です。
昆虫は一部のバッタやアキアカネ、ツマグロヒョウモンやモンキチョウなどが見られます。
野鳥はジョウビタキとアオジ以外の冬鳥がまだ飛来していません。
リュウノウギク
園内では鮎道沿いのカタクリ保護区内で見られ、白い舌状花と切れ込みのある葉が特徴です。花期は11月中旬頃までです。
リンドウ
サンクチュアリ内で数か所自生している他、野草見本園に植栽されています。晴れた日の日中しか開かず、花期は11月中旬までです。
ケンモンミドリキリガ
薄緑色のやや小型のガで、地味ながらも色合いが美しいです。成虫は11月頃に見られ、日中は建物の壁などにとまっていることが多いです。
ジョウビタキのオス
毎年秋から翌春に見られ、翼に白紋があります。ヒッヒッヒッ、カカッなどと鳴きます。メスは全体に地味な淡褐色ですが、オス同様、翼に白紋があります。
ヤマガラ
雑木林で一年中見られます。秋にはよくエゴノキの種をくちばしでたたいて大きな音で割って食べます。冬はシジュウカラなどと混群を作ります。