2018年10月 7日
10月第1週の昆虫 ~10月7日版~
ようやくアキアカネが園内でたくさん見られるようになりましたが、まだウスバキトンボも飛んでいます。
晴れた日に花壇の花に飛来する秋のチョウも、初秋に多かったイチモンジセセリがやや減って、チャバネセセリやヒメアカタテハ、キタテハ、キタキチョウ、モンキチョウなどが中心になってきました。
チャバネセセリ
年数回発生しますが、秋に多い小さなチョウです。イチモンジセセリに似ていますがはねの裏の白点が小さくて半円状に並びます。
ツマグロヒョウモン(左:オス、右:メス)
花に集まるやや大きなチョウで、4月末から秋まで見られます。雌雄ともオレンジ色で細かい黒点があり、メスは前ばねの端が黒いです。
ツヅレサセコオロギ(左:メス、右:オス)
中型のコオロギで、オスは普段リーリー…と鳴きますが、メスがそばにいると低くジー、チチー、などと鳴きます。晩秋まで見られます。
オオクモヘリカメムシ
幼虫はネムノキにつき、成虫はカキやミカンなどの汁を吸います。成虫は春から秋に見られ、園内でも毎年みつかっています。
ホシササキリ(メス)
成虫は年2回7月と秋に見られます。緑色型と褐色型がいます。オスはシリリリ…と弱く鳴きます。ひざくらいの草丈のイネ科の草地に多いです。