2018年9月29日
9月末から10月初めの花いろいろ ~9月29日版~
早くもキンモクセイやヒガンバナの花は見ごろが終わってしまいました。
九反甫谷戸のキバナアキギリはちょうど見ごろ、津島谷戸サンクチュアリと野草見本園のツリフネソウや、内裏池上手の水辺のミゾソバなどが見ごろです。
尾根緑道沿いのシャクチリソバの白い花や、内裏池上手のヤマハッカの青い花も咲き始めました。
イヌショウマ
園内では内裏池東側などの林のそばに自生している他、野草見本園でも見られます。花期は10月前半までで、白い穂がきれいです。
カシワバハグマ
葉がカシワに似ているためこの名があります。雑木林の中に自生地がありますが、園路からは見えません。花期は10月前半までです。
オギ
湿った場所に生え、園内では調整池などで見られます。ススキに似ていますが、株立ちせず、穂は銀白色です。種に生えている毛はつけね側からのみ出ています。
ススキ
乾いた場所に生え、株立ちします。穂は少し淡褐色を帯びています。種にはつけねの短い毛の他に先端から禾(のぎ)という長い毛が1本出ています。
キバナアキギリ
雑木林に生え、しばしば群生します。園内では九反甫谷戸に群生地がある他、野草見本園でも咲いています。サルビアの仲間の日本在来種の植物です。