2018年6月 3日
6月初めの花いろいろ ~6月3日版~
ハコネウツギの見ごろが終わり、ホタルブクロやドクダミ、植栽木のアジサイ類やキンシバイが見ごろとなっています。
ヤマボウシやムラサキシキブ、ニガナなどの花もまだ見られ、クマノミズキも咲き始めています。
あと少しでネジバナやオカトラノオも咲くでしょう。
野草見本園ではキヌタソウやトモエソウが咲いています。
アジサイ
尾根緑道沿いや里山広場周辺などに植栽されている落葉低木で、ピンクや赤紫、青など様々な色の花があります。例年7月前半まで見られます。
カシワバアジサイ
やや縦長の白い花序が特徴で、葉がカシワのように切れ込みがあるためこの名があります。パークセンター前のケヤキの木の下に植栽されています。
ホタルブクロ
明るい土手などで見られ、ゲンジボタルの時期に咲くためこの名があります。園内で見られるヤマホタルブクロは、副がく片が反り返らないことで本種と識別できます。
ドクダミ
白いのは総苞片(そうほうへん)で、中央の黄色いのが本来の花です。園内各所で普通に見られ、花期は通常7月中頃までです。
イチヤクソウ
林の下で見られ、白い花が下向きに咲くのが特徴です。園内では鮎道沿いなどで見られますが少ないです。花期は例年は6月中旬~下旬頃ですが、今年はやや早かったです。