2018年5月 6日
5月初めの花いろいろ ~5月6日版~
園内の春の花は引き続き例年より10日から2週間ほど早いペースで咲いています。
ミズキやマユミ、ヤマツツジ、キンラン、キツネアザミなどの見ごろはすでに終わり、早くもエゴノキやガマズミ、フタリシズカが見ごろとなっている一方、ホオノキはまだ花期が続いています。
ヤマボウシも咲き始めました。
マムシグサ
ヘビの首のような部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれ、緑~紫褐色まで変異があり、よく似たミミガタテンナンショウより花期が遅いです。
マユミ
緑白色の花は例年5月中頃に咲きますが、今年は5月末から咲いて、すでに見ごろを過ぎていました。秋に赤い実がなる株とならない株があります。
オカタツナミソウ
雑木林に自生しますが、園内では少ないです。日当たりのよい土手に生えるタツナミソウに似ていますが、花が水色~青紫色で、茎は淡緑色です。
ガマズミ
明るい雑木林に自生する他、植栽もされている落葉低木で、秋に赤い実がなります。白い花は例年5月中旬頃咲きますが、今年は早いです。
エゴノキ
雑木林に自生する落葉高木で、下向きの白い花がたくさん咲きます。花期は例年5月後半ですが、今年は早いです。コマルハナバチなどのハチがよく花を訪れます。