2018年1月28日
1月下旬の動植物いろいろ ~1月28日版~
園内では22日に4年ぶりの大雪となり約30㎝も積もりました。その後も寒さでほとんど解けない状態が続いています。
雪が積もるとノウサギや一部の地上で食べ物を探す野鳥は餌探しが大変になります。
他方様々な動物の足跡が見つかります。
植物はまだ大半が休眠中ですが、秋に出来た実がまだ見られるものもあります。
白梅の花
1月初めには一部の木で咲き始めていたのですが、寒さでなかなか見ごろになりません。例年ですと2月から3月初め頃が見ごろとなります。
ナンキンハゼの実
尾根緑道沿いの当公園の管理しているエリアの一番東端に1本あります。中国原産で、秋には鮮やかに紅葉します。白い実がよく目立ちます。
イヌシデの種
雪が積もると、上から落ちてきた様々な木の種が見られます。イヌシデの種には片側にぎざぎざのある羽がついていて、回転しながら落下します。
イロハモミジの種
雪の上に落ちていました。種には羽がついていて、回転しながら落下することで親木の陰にならない遠くに移動する役割を果たしています。
ホオジロのオス
一年中見られ、園内にも時たま飛来します。オスは顔に黒い模様がありますが、メスは同じ模様が褐色をしています。チチッ、などと鳴きます。