2018年1月 4日
1月初めの野鳥ほか ~1月4日版~
寒い日が続き、園内の大田切池や内裏池も連日表面が凍るようになりました。
池が凍ると水鳥は水中の食物が採れないため来なくなり、代わって氷の上を歩きながら食べ物を探す小鳥の姿が見られるようになります。
この日はルリビタキとハクセキレイが氷上にいました。林ではカラ類などの混群がよく見られます。
ルリビタキのオス
雑木林のへりによくいます。成熟したオスは背中が青く、メスと未熟個体は淡褐色ですが、みな脇腹に山吹色の帯模様があります。氷の上にいました。
ハクセキレイ
パークセンター周辺や草地広場などでよく見ます。この日は大田切池の氷の上を歩いていました。尾を上下させながらチチン、チチン、とよく鳴きます。
シロハラ
園内では秋から翌春に見られ、林の下の落ち葉をひっくり返して昆虫などを食べます。鳴き声は、キョキョキョッ、などと聞こえます。
オオミノガのみのむし
成虫はガなのですが、メスははねが退化していてイモムシ状の姿です。木の枝にぶら下がっているのをよく見かけます。
ジョウビタキのオス
園内では秋から翌春に見られます。翼に白い紋があり、ヒッヒッヒッ、カカッなどと鳴きます。オスはおなかのオレンジ色がきれいです。