お知らせ
2020年9月23日
暑さも和らいで、小山田緑地では心地よい秋の風が吹いています。収穫を控えた田んぼでは赤トンボの仲間の繁殖活動がみられ、草地ではバッタやキリギリスの仲間が元気に飛び跳ねています。今回は秋を象徴する昆虫や観察スポットを紹介します。
※駐車場・遊具の利用を再開していますが、引き続きマスク着用の上、社会的距離を確保してご利用いただきますようお願いいたします。
よく晴れた日に田んぼに行くと、赤トンボのオスとメスが連結しながら飛び回っています。アキアカネより少し小さなナツアカネは、田んぼの上をふわふわと飛びながら、卵を産み落とします。
ススキやオギが生い茂った草原では、バッタの仲間が良く観察できます。このショウリョウバッタモドキは、草丈が高い場所で生活し、身の危険を感じると素早く葉の裏に身を隠します。
沖縄などで生息する南方系の蝶ですが、関東地方で一時的に発生することがあります。明るく開けた草地や農地などでみられ、幼虫の食草はオオバコやキツネノマゴなどです。