2018年8月16日
小山田緑地の8月中旬の植物
日中は蒸し暑く厳しい残暑がまだまだ続いているようですが、朝晩の涼しい空気に秋の気配が感じられるようになってきました。園内でも秋の気配がところどころで感じられます。
この日見られた植物を紹介します。
コバギボウシ
7月に咲くオオバギボウシより小ぶりで日当たりのよい湿地に生え、オオバギボウシよりやや濃い淡紫色の花が咲きます。ギボウシの中では葉が小形なので、この名があります。
ミズタマソウ
湿地や湿り気の多い場所に生えます。白い花が8月から9月の初めに咲き、その後できる丸い小さな実が毛で白っぽく水玉に見えるのでこの名があります。
オトコエシ
秋の七草のオミナエシの仲間で、白い花が8~10月に咲きます。数は多くないですが草地や明るい林の中などで見かけます。
オミナエシ
秋の七草の一つとしてよく知られています。丘陵地の日当たりのよい草原に生えるようですが、園内ではサービスセンター前に植栽しています。花にはハナバチ類やチョウなどの昆虫が多数訪れます。