お知らせ
2020年2月17日
代々木公園ボランティアでは、第一日曜日を中心に日曜日自然教室を開催しています。
1 日 時
2020年2月9日(日) 午後1時~3時
2 テーマ 代々木公園の成り立ちと開園10年頃の景観
3 講 師 東京農工大学名誉教授 相場 芳憲、岸 洋一
4 内 容
今年7月に、オリンピック・パラリンピックが東京で開催されます。
そのはるか半世紀前の1964年(昭和39年)に、ここ代々木公園のエリアである
国立競技場等でオリンピック・パラリンピックが行われ、また、選手村がこの
公園内にありました。
その選手村跡地に、「都心の森林公園」を目途として、この代々木公園は開設
されました。
代々木公園の成り立ちについて、まず、現在の代々木公園周辺の江戸時代の土
地利用の解説から始まりました。
この代々木の原一帯は、大名の下屋敷、上屋敷、農地があり明治維新以後官有
地となり、公的な利用が続き、天皇家の御料地、陸軍練兵場及び明治神宮とな
った経緯、そして戦後アメリカ軍の将校家族宿舎(通称 ワシントンハイツ)
を経て都立公園となりました。
事務室での解説後、実際にフィールドに出て、フィラデルフィアのサクラ植栽
地、地下鉄千代田線の開削工法の箇所、ペデストリアンデッキを見学し渋谷門
からの眺望、ビスタラインを眺め、参加者は「都心で空が大きく見られる公園」
を味わいました。
参加者 一般参加者7名、 ボランティア12名 計19名