ツツジは、日本に自生する植物で原種が40種ほどあります。古くから観賞の対象となり万葉集(759年頃)にもツツジの歌が載っています。薩摩(鹿児島県)のキリシマツツジが江戸に伝わり、植木屋三代目伊藤伊兵衛が育種・栽培し、ツツジの品種173、サツキの品種162種を載せたツツジの専門書(錦繍枕)も発行しました。江戸時代中期(1680年代)に元禄のツツジブームが起こりました。
江戸の大名庭園の一つである「六義園」でツツジの原種や様々なツツジの品種を4月から5月上旬に花を観賞することができます。躑躅のパンフレットを花の観賞できる時期にサービスセンター窓口で配布しています。(花の時期は年により変わることがあります。詳細は、六義園にお問合せ下さい。)