お知らせ

2018年1月11日

里山カレッジ講座初級編~          桜ヶ丘公園2月ガイドウォーク

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咲き始めた早春の野草や木の花、そして冬鳥の姿を観察しましょう
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桜ヶ丘公園では、季節毎の公園の魅力をもっと楽しんでいただくため、職員による案内と解説「桜ヶ丘公園ガイドウォーク」を毎月1回実施しています。
2月上旬の桜ヶ丘公園では、春の兆しを感じさせる、早春の草木の花を観察することができます。また、やがて姿を消していく冬鳥の姿も、まだ楽しめます。管理する職員ならではの話を聞きながら、明るい早春の景色の公園内を歩いてみませんか。
どうぞお気軽にご参加ください

1. 日  時:平成30年2月4日(日) 13時~15時 ※荒天中止

2. 集  合:13時に桜ヶ丘公園サービスセンター前に集合

3. 内  容:職員による公園内の案内と動植物の解説

4. 参加費:無料

5. 定  員:20名(自由参加・先着順)

6.3月のガイドウォーク開催予定日時は3月4日(日)10時~12時です。
  ※3月11日(日)を変更して上記日時になりました。

  ・観察コースは、その月の植物や昆虫、鳥の出現状況や風景により毎回異なります。

  ・3月から12月は通常の午前10時からの開催となります。

7. 問い合わせ先 :桜ヶ丘公園サービスセンター 〒206-0021 多摩市連光寺5-15 ☎042-375-1240

桜ヶ丘公園170206ホトケノザ001 - コピー.JPG 明るい草原ではホトケノザが早くも開花                    (去年2月の様子)
桜ヶ丘公園170206オオイヌノフグリ002.JPG 東部団地口草原ではオオイヌノフグリが開花                    (去年2月の様子)
桜ヶ丘公園170204ウメ002 - コピー.JPG 梅林では白梅や紅梅が次々と咲き出しています                    (去年2月の様子)
桜ヶ丘公園170204マンサク003.JPG ゆうひの丘ではマンサクが満開です                   (去年2月の様子)
桜ヶ丘公園180107ガイドウォーク046.JPG 1月7日のガイドウォークの様子

1月7日のガイドウォークの報告
新年1月のガイドウォークは7日の日曜日に開催されましたが、当日は無風で青空のウォーキングにはかなり良い天気で、この冬の時期にしてはとても多い19人の参加者が集まってくれました。今回は常連の参加者が多かったのですが、新規参加者も4人集まってくれたということは、桜ヶ丘公園のガイドウォークが広く利用者に知られ、また親しまれていることを表しているといえるでしょう。このような今回の参加者にはサービスセンター前で今日のコースと観察予定の植物などの概要を説明した後、まずは富士美の丘を通って東部団地口に向かいました。もちろん今回も参加者にはイヤホンガイドを付けてもらい、案内の職員の声がマイクを通してもれなく聞いてもらえるようにしました。コースはサービスセンターを出て、富士美の丘→東部団地口→ひぐらし坂→お花見坂→杉の辻→山の越→丘の上広場→駐車場→記念館口→遊びの広場→ゆうひの丘→田んぼ前→とんぼの広場→杉の辻→西中央口→サービスセンターという、公園内をほぼ一周する行程です。
寒の入りも過ぎた厳寒のこの時期には、木々の葉もすっかり落ちた公園内はすっかり冬枯れの風景です。しかしながら、草地や木々をよく観察してみると、早くも咲き出した野草の花や早春の花木の花、そして葉の落ちた後の葉痕や膨らんできた冬芽などを観察することができ、少しだけ春の到来が感じられるようになっています。まずは富士美の丘の斜面の奥で赤い実を付けたマンリョウと、10本ほどの大小のセンリョウを確認して、案内の職員が「マンリョウの実生はよく見るけれどセンリョウの実生は珍しいです。」と解説すると、参加した皆さんは「珍しい実生のセンリョウが見られてうれしい。」と喜んでいました。この後、東部団地口から入ってすぐの明るい草地に来ると、陽だまりの草地の中に開花し始めたヒメオドリコソウやホトケノザを見つけました。前回の12月も参加された方は「前回にここに来た時に、花の咲いていないこれらの野草の名前を教えてもらったけれど、1月からもう咲きだしているんだ。」と言いながら、かがみこんで観察していました。
ここからひぐらし坂を下って野草園のところへ行くと、案内の職員が12月と1月のシモバシラの氷柱を比較した写真を皆さんに見せて、「氷柱が付きだした初めのころの氷柱は大きくて立派だったのですが、1月になると茎の中の導管がつぶれるからか、氷柱がだんだん小さくなります。」説明すると、皆さんは「そうなんだ。」と納得していました。お花見坂ではソシンロウバイにもうたくさんの花が咲いていて、参加者の皆さんは「この花はその名の通り、蝋で作ったような半透明の花びらですね。」とびっくりしていました。次に杉の辻から山の越に向かって歩いて行き、ここから丘の上広場に登っていきました。丘の上広場からもみじ平に歩いて行くと、そこには多くの野鳥観察のカメラマンが集まっていて、小さな実がたくさん残っている柿の木の方にいっせいにカメラを向けています。話を聞くと、キマユムシクイという珍しい鳥の撮影が目的とのこと。我々にはその場での確認はできませんでしたが、この後駐車場で近くの枝に下りてきているエナガの群れや、ゆうひの丘でピラカンサの実をついばむメジロの群れなどは確認することができました。
ここから記念館の前を通って記念館口に行くとその傍らの草地にはシロバナタンポポの花がこの寒さの中でいくつも咲いていました。「この花は日本在来種ですが、関西以西に多い花です。ここは陽だまりになっているせいか、春開花するはずの花が毎年12月から開花しています。」との説明に今回初めて参加した方は「それは珍しい。」と驚いていました。ここから記念館口を出て、遊びの広場からゆうひの丘に向かいましたが、遊びの広場では、記念館通りから下る木道下の南向きの斜面にいくつも咲いているタチツボスミレの花や、石垣の上の草地に咲いていたアカツメグサやノゲシ、そしてオオイヌノフグリの花を観察することができました。ゆうひの丘では雄大なパノラマのような景色を楽しみましたが、たくさん植えられているマンサクとシナマンサクを注意深く観察すると、シナマンサクの花が開花し始めていました。皆さんは喜んで、「次回の2月のガイドウォークが楽しみ」と期待を寄せていました。ここから階段を下りて、市街地を歩きながら公園の田んぼの前を通ってとんぼの広場に向かいましたが、途中、公園地の外の畑なのですが、ここに植えられたタラノキの葉がすっかり落ちて大きくはっきりとした葉痕とその先に付いた大きな冬芽を観察することができました。
とんぼの広場から大谷戸公園前、杉の辻を通って公園西中央口に歩いて行き、ここからバス通り横の園路を通って終着点のサービスセンターに向いましたが、途中でセイヨウシャクナゲやトサミズキに付いた大きな花芽を観察して公園管理所口まで行くと、その傍にトチノキが立っていました。この木の枝先にはベトベトとした粘液に覆われた大きな冬芽が付いていました。」ここまでくればサービスセンターはすぐ目の前で、予定時間の午後3時にはサービスセンターに帰り着きました。参加者の皆さんからは「いつもなら気が付かないような小さな野草の開花を見ることができて楽しかった。」とか「赤い実の生る縁起物の木が5種類まとめてみることができて勉強になった。」などの声が上がり、皆さんそれぞれに十分満足されたようでした。

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