お知らせ

2017年12月 7日

桜ヶ丘公園の動植物情報

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12月上旬の公園内8ヶ所の紅葉
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

12月に入って、イロハモミジを主とした落葉樹の紅葉は最盛期となり、公園の風景は赤やオレンジの木々の葉で華やかに彩られています。そこで今回は紅葉の主役のイロハモミジの公園内4ヶ所の様子と、その他の紅葉樹4種の鮮やかな彩りをご紹介いたします。

なお、写真はすべて12月3日に撮影しました。
桜ヶ丘公園171203ハゼノキ連結.jpg 上:富士美の丘のイロハモミジ / 下:東部団地口のハゼノキ

富士美の丘のイロハモミジ

富士美の丘への登り階段の上部の脇にたくさん生えているイロハモミジが紅葉して、朝日の当たる外側のモミジは真っ赤に、そして日陰になった場所のモミジは黄色~オレンジ色に染まって、様々な色調のグラデーションが目に鮮やかに飛び込んできます。なお、イロハモミジはカエデ科の落葉高木で、日本、朝鮮半島、中国、台湾に自生していますが、日本では最も多いカエデ科の樹木で紅葉の代表種となっています。


東部団地口のハゼノキ

東部団地口から公園内に入って左手の、草地斜面の奥に1本単独で立っている大きなハゼノキが左右に大きく枝を広げて、その葉が赤く色づいてきています。ハゼノキはウルシ科の落葉小高木で、東南アジア~東アジアの温暖な地域に自生しています。日本には江戸時代ごろに当時の琉球王国から木蠟を採るための資源作物として持ち込まれて、それまで木蠟の主原料だったウルシの果実を駆逐しました。
桜ヶ丘公園171203ドウダンツツジ・杉の辻連結.jpg 上:杉の辻のイロハモミジ / 下:杉の辻手前のドウダンツツジ

杉の辻のイロハモミジ

杉の辻の園路の交差点の手前には数本のイロハモミジが生えていますが、その内の園路際に並んでいる2本のイロハモミジが陽の光を浴びて鮮やかな紅色紅葉しました。交差点側のイロハモミジは紅葉するのがこの公園内では最も早く、既に落葉が始まっていますが、この木と重なるように生えているもう1本のイロハモミジの葉が深紅に染まって、来園されたお客様たちの目を引き、写真を撮る方もたくさんおられます。


杉の辻手前のドウダンツツジ

お花見坂から杉の辻に向かうメインの園路脇に、園路に沿うように列植されているドウダンツツジの植え込みが真っ赤に紅葉しています。ドウダンツツジはツツジ科の落葉低木で、本州、四国、九州の温暖な岩山に生えていますが、自生地はごく限られています。春の新緑やその後の花期の白い花、そして何より秋の紅葉の目を射るような紅色が美しく、見時の多い樹木ですので、庭木や植え込みとして多く植栽されています。
桜ヶ丘公園171203メタセコイア連結003.JPG 上:もみじ平のイロハモミジ / 下:杉の辻のメタセコイア

もみじ平のイロハモミジ

記念館口から駐車場前、そしてもみじ平周辺から旧聖蹟記念館前に至る園路の左右には、この公園内で最も多くの、そして大きなイロハモミジが自生していますが、今年の初冬の紅葉は見事で、この間の園路際から園路の上は赤く、またオレンジ色に染まっています。特にモミジ平周辺のイロハモミジは美しく、陽の光に映えて赤く輝き、そして逆光の光を透かしてステンドグラスのような赤い光が射して、皆の目を引きつけます。


杉の辻のメタセコイア

杉の辻の園路の交差点にシンボルツリーとして植えられている3本の大きなメタセコイアの葉は、下の方から紅葉が始まり、上に向かってオレンジ色に染まってきて、今は木全体が鮮やかな橙紅色に紅葉して、陽光に映えています。メタセコイアはヒノキ科の落葉高木の針葉樹ですが、既に絶滅した植物なのでこのグループの植物は化石でしか見られないと考えられていましたが、1945年に中国四川省で現存していることが確認されました。
桜ヶ丘公園171203ニシキギ連結.jpg 上:ゆうひの丘のイロハモミジ / 下:ゆうひの丘のニシキギ

ゆうひの丘のイロハモミジ

ゆうひの丘頂上の記念館通りへの出入り口からあずまやにかけての園路の左手に沿って10本ほどのイロハモミジが植えられていますが、あずまや横の園路を挟んで反対側の斜面に生えている2~3本のイロハモミジが見ごろとなっています。これらのモミジは斜面の下の方に植えられていますので、斜面の上から見ると目線より下に赤く染まった紅葉が見えて、見上げる紅葉とは違った美しさがあります。


ゆうひの丘のニシキギ

ゆうひの丘の展望場所は上下2段に分かれていますが、その内の下段の展望場所の脇のフェンス際に列植されているニシキギの葉が真っ赤に染まっています。ニシキギはニシキギ科の落葉低木で、日本と中国に自生しています。鮮やかな紅色に染まる紅葉が見事で、ニッサ・シルバチカ、スズランノキと共に世界三大紅葉樹に数えられています。若い枝ではコルク質の2~4枚の翼・ヨクが出張ってくるので識別は容易です。

ページの先頭へ戻る