2018年12月25日
小山田緑地の12月下旬の生き物
最低気温が氷点下になる日が少しずつ出てきました。小山田緑地を訪れる際は防寒着を持って暖かくしながら小山田緑地の自然をお楽しみください。
今回は本園・梅木窪分園で見ることができた生き物を紹介したいと思います。
ツチイナゴ
成虫で枯草に紛れて越冬します。成虫・幼虫とも、目の下に涙を流したようなたてすじ模様があり、園内ではたくさん見られます。
トゲアリ
頭部と腹部が黒く、暗淡紅色の胸部にとげがある特徴的なアリです。雑木林に生息しています。よく観察してみるとこんな変わったアリもいるんですね。
トビナナフシ
短い翅のある緑色のナナフシの仲間。写真をよく見てみると緑色の短い翅があるのがわかりますか?雑木林で見られ、幼虫はクヌギやクリ、成虫はスダジイなどのシイ類の葉を好んで食べます。
カルガモ
本園調整池の様子です。7羽ほどで集まり、毛づくろいや嘴を水中に入れて食べ物を探しているようでした。
アオサギ
梅木窪分園で見かけました。アオサギの全長は90~98cm程で、翼を広げると175~195cmにもなります。人間の大人が両腕を広げた長さよりも大きく、日本で繁殖するサギの仲間としては最大です。