お知らせ

2018年3月22日

催しの報告:「めかい(竹籠)作り体験」

3月17日(土)に、めかい(竹籠)作り体験を行いました。

めかいとは、多摩地域の里山に自生する篠竹を使って農閑期に作られ、日常生活用具として重宝されていた竹籠のことをいいます。多摩のめかい作りは1800年代初め、由井村字宇津貫(現在の八王子みなみ野シティあたり)で始まったとされています。
めかいは生産性を上げるために、作る工程を男・女・子どもとそれぞれに分担して行っていました。「底編み(ソコフミ)」から「横回し」までが女性の仕事、力のいる「縁巻き」から「スジ入れ」は男性の仕事となり、外皮取りや篠取りは子どもたちの仕事でした。

今回のイベントでは、講師として昭和30年頃までめかい作りの仕事を行っていた「谷合さんご夫婦」とNPO法人まちだ結の里のスタッフを迎え、「底編み」「横回し」「縁巻き」までの作業を参加者の皆様とともに製作していきました。
小山田緑地180317本園めかい(竹籠)作り体験010.bmp 講師谷合さんからの説明を受けます。 講師の谷合さんからめかいとはなにか、めかいの材料となる「ヘネ」の説明を受け、イベントがスタートしました。
「ヘネ」とは、篠竹を割って皮を剥いだものを言います。このヘネを使って、めかいを作っていきます。
小山田緑地180317本園めかい(竹籠)作り体験033.bmp 底編み(ソフコミ)の様子 底編み(ソフコミ)とは、ヘネを使い籠の目を作ることを言います。ヘネを六つ目編みと言われる編み方で、6角形の六つ目を作っていきます(綾を取ると言う)。もくもくと編み進めていきます。
小山田緑地180317本園めかい(竹籠)作り体験046.bmp 横回しの様子 「ソコ」から縦に上へ向かって目を作っていきます。横回しの時は、「底編み」で使ったヘネより長いものを使用します。編み進めていくと自然と立ち上がっていき、籠の形がだんだんと見えてきました。
小山田緑地180317本園めかい(竹籠)作り体験070.bmp 縁巻きの様子 残っている縦篠を折り曲げ、中に芯としてヘネをへいだ殻を入れ2目とばしに巻き込んでいきます。縁巻きが終わったら、籠をと支えるのに必要なスジを入れて、仕上げていきます。
小山田緑地180317本園めかい(竹籠)作り体験076.bmp めかいの完成!! 作業中は編むのに苦戦している姿が多かったですが、予定していたイベント時間より、1時間以上早くめかいが出来上がりました!!

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