2018年2月15日
小山田緑地の「足元に目を凝らそう」
日中は9日から10℃近くの日が続いていますが、朝夕は冷え込み、気温は0℃を下回っています。例年はこの時期になるとアカガエル類の卵を見ることができますが、今年は大雪が降り寒い日が続いているためか、まだ姿を見ることができません。
今回は園内を歩いた時に足元に見つけた自然を紹介します。足元に目を凝らすといろんなものを発見することができました。
根が伸びたドングリ
雑木林を歩くと地面にはドングリがたくさん落ちています。そんなドングリにいま目を向けると根が伸び、生長しています。先端が乳白色のものは生長すると双葉に変わります。
霜柱
今年は特に寒かったので、皆さんの周りの土がある所にも霜柱ができて、ザクザクと踏んだ人も多いんじゃないでしょうか。霜柱は地表に染み出た水分が凍結してできる細い氷柱の集まりです。手に取ってみると体温ですぐ溶けてしまいます。
タヌキのためふん
タヌキは特定の場所にふんをする性質があり、園内でたくさんふんがあるとすぐわかります。園内にも特定の場所がいくつかあり、ふんを崩して見るとタヌキが何を食べているのかなどがわかります。
ホトケノザ
春の七草に数えられる「仏の座」とは異なり、シソ科オドリコソウ属に属しています。道端や田んぼの畔などで見られます。