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2018年1月 5日

名前に「イヌ」がつく植物

あけましておめでとうございます。あっという間に新年を迎え、小山田緑地サービスセンターも1月4日から開館です。今年の小山田緑地の正月は気温が低く、本園の上池・下池もすっかり凍っていました。園内には冬鳥などの野鳥がより見つけやすくなり、園内を歩くと緑色が綺麗なウスタビガの繭やカマキリの卵も見つけられます。
そして今年の干支は戌年ということで、今回は小山田緑地で見られる、名前に「イヌ」がつく植物を紹介したいと思います。
IMG_0955.jpg④.jpg イヌシデ(犬四手) 園内の雑木林で多く見られます。樹皮は灰白色でなめらか、縦に模様ができ、老木になると浅い裂け目ができます。「アカシデ」によく似ていて異なるので、「似て非なるもの」の「非(イナ)」から「イヌ」に転訛しつけられたといいます。 「四手」は、玉串やしめ縄につけられる白い紙を折った「四手(シデ)」にどことなく似ていることからつけられました。
IMG_0967.jpg③.jpg イヌツゲ(犬柘植) 常緑樹で低木として多く植えられる本種。こちらも「ツゲ」に似ているが違うので「イヌツゲ」とつけられました。しかし、どちらも名前に「ツゲ」がつきますが、『ツゲはツゲ科』で『イヌツゲはモチノキ科』という、全く別植物に分類されています。「イヌ」がつく植物の由来は、実際の犬とは無関係のものが多く、有用な植物に似ていても「非(イナ)、違う」とか「役に立たない」という意味でつけられたものが多いようです。
IMG_0979.jpg②.jpg オオイヌフグリ(大犬のふぐり) 小山田緑地近くの日当たりのよい場所に、早くもオオイヌフグリのつぼみを見つけました。人家の周りでもよく見られ、春に小さな青い花を咲かせる身近な植物です。日本にもともとあった在来種の「イヌフグリ」の大型で、実の形が犬のふぐりに似ていることからこの名がつけられました。本種は帰化植物です。
IMG_0973.jpg①.jpg エノコログサ(狗尾草) 漢字で書くと名前に狗がつく本種は、犬の尾の形に似ていることからその名がつきました。別名として、この穂で猫をじゃらして遊んだことから猫じゃらしと呼ばれています。名前に犬と猫の2種類を持つ面白い植物です。

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