お知らせ

2017年2月23日

小山田緑地で「春待つ間に」

春一番が吹き、上着がいらないくらい暖かい日もありました。2月も下旬となり、少しずつ、でも確かに季節は春に向かっています。タンポポやホトケノザといったおなじみの花が咲き、木の芽はほころび、テントウムシが樹皮のすきまから這いだしてきた園内では、春を待つ間にも色々な生きものたちの動きや営みを楽しむことができています。
170218 (3).bmp 越冬昆虫(フクラスズメ) フクラスズメは成虫で越冬し、いち早く活動を開始するガの仲間です。冬の寒さに耐える羽毛でフワフワしたスズメを思わせるために「フクラスズメ」という名を持つことに、こうして寒さに耐えている姿を目にすれば深く納得して忘れないでしょう。
DSC_9803.bmp 芽生え(ヨモギ) この時期は様々な草本の芽生えが観察できます。白い毛で覆われたヨモギの新葉は柔らかく、色合いもとても美しいものです。どの植物でも芽生えは色形ともに愛らしく、また成長した葉との違いを観察するのも面白いです。
DSC_9927.bmp 芽吹き(マユミ) 木の芽がほころぶ様子を観察するのは、植物が生きているということを最も実感する瞬間かもしれません。どこから、どんな風に展葉していくのかを知るのも楽しいもので、マユミの花序はそれぞれ1枚の芽麟に包まれ守られていたようです。
DSC_9867.bmp 卵塊(アカガエルの仲間) 暖かくなるまではカマキリやクモのように卵で過ごしている生きものも多く、これからはカエルの卵塊があちこちで見られる時期です。しっかりまとまったニホンアカガエルの卵塊と、崩れがちなヤマアカガエルの卵塊の両方が梅木窪分園を中心に見つかります。
DSC_9901.bmp 花(ヒメカンスゲ) そうは言っても、やはり花を楽しみたいと思うのが人情でしょう。まだ華美な花は咲いていませんが、例えばこんな質素な花はどうでしょうか。スゲの仲間はこれから花盛りで、ヒメカンスゲはブラシ状の頭部が雄花、下部の白い糸が出る棒状のものが雌花です。

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